旅路ノート

歴史と温泉が好きな女性会社員の旅日記

湯田中温泉「よろづやアネックス湯楽庵」にひとり泊

11月の初旬の三連休に、湯田中温泉の「よろづやアネックス湯楽庵」に一人で宿泊してきました。台風19号で大きな被害が出た長野県ですが、湯田中温泉は通常どおり営業されていましたよ!

いよいよ冷え込む11月の信州。熱めが気持ちよい湯田中温泉のお湯に浸かり、「一人でも自由気ままに泊まれるお宿」に泊まった1泊2日の旅の記録です。

 

行きの交通

湯田中温泉への基本の交通は、公共交通の場合、北陸新幹線長野駅で乗換、長野電鉄で終点湯田中駅までとなると思います。アクセスの便利な温泉地ですね。

北陸新幹線は、台風19号の被害により本数を減らして運行中(11月初旬現在)。3連休ということもあり、東京駅では自由席車両の待ちの列に長い行列が・・。並ぶこと50分、9時32分発のはくたか557号の自由席に座ることができました。

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ちなみに今回の旅行はJR東日本のお得な切符、「週末パス」を利用しました。長野電鉄区間もフリーパス対象区間となっているのです。週末の1泊2日の旅行で、あらかじめ新幹線の割引切符(「得だ値」など)にありつけなかった場合は検討の価値ありかと。おかげで自宅から換算すると2000円くらい乗車券代が浮きました♪

おトクなきっぷ:JR東日本

 

長野駅徒歩圏内、Café VALEURでガレットのランチ

信州といえばお蕎麦!なのですがランチでは見送り。今日のお昼は普段なかなか食べる機会がないガレットをいただきたいと思います。「信州ガレット振興会」さんのホームページに掲載されていた、Café VALEURさんを訪れました。長野駅善光寺口から徒歩7~8分でしょうか。美容室と一緒に営業されているカフェのようです。

お願いしたのはガレットとクレープのランチセットです。ガレットは3種から、クレープも数種類から選べ、シードルとドリンクも付いてきちゃいます♪

 

シードルはアルコールの有無が選べます。運転しないのでアルコールありを選択しました。ジュースみたい。紅芯大根の甘酢漬けも一緒に。

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ガレットは「コンプレット」を選びました。具材はたまご、チーズ、生ハム、トマト、ルッコラです。彩がきれいですねぇ。

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生地は長野県産そば粉100%だそう。私はお蕎麦よりガレットのほうが、蕎麦の香りを感じられる気がするのですが気のせい?チーズや生ハムの塩気とトロっとした玉子が合って美味しいです。そして見た目以上にボリュームもありました。

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クレープは塩バターキャラメル。これまためちゃくちゃ美味しい♪

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アイスティーは茶葉がしっかり香る系♪

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ガレット、クレープ、シードル、甘酢漬け、ドリンクがついて1600円ほどのお会計。くつろげる店内でゆっくりランチできました。また絶対来たいな~。カウンター席もありましたし、一人旅の方にもおすすめしたいです。ごちそうさまでした!

 

善光寺へお参り

 お店の近くのバス停「かるかや山前」から路線バスで善光寺へお参りに行きます。歩けなくもない距離なんですけど、バスが本数いっぱいあるので便利。参道も賑わっていますね~。

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立て看板が出ています。地図で見てみると、台風19号で大きな被害の出ている長野市穂保地区は、善光寺から2時の方角に10キロほどと思われます。

私は観光客として微々たる額を長野で使わせていただくことや、こうしてブログで長野は楽しかった美味しかったと書くことぐらいしかできませんが、被災地の一日も早い復興をお祈りしています。

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さて、善光寺をお参りしたあとは、バスで長野駅に戻ります。駅までの運賃は行きも帰りも150円でした。 

長野電鉄湯田中温泉

駅に戻ると、長野電鉄乗り場の地下へ。前出の「週末パス」は駅員さんに見せる方式です。13時30分発信州中野行きに乗車、終点で湯田中行きに乗換えます。

電車はりんごの木々を抜けて行きます。電車にりんごが当たるーー!?笑(これは帰りの電車で撮った動画からの写真)

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14時40分、湯田中駅に到着しました。

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宿のチェックインは15時なので、宿までのんびり歩きます。いい天気。

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かえで通りを上っていきます。よく雑誌に出ている「HAKKO」さんとか。

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共同浴場とかを過ぎていきます。

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着きました。今日のお宿「よろづやアネックス湯楽庵」です。駅から相当ダラダラ歩いても13~15分ですね。

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チェックイン

こちらの宿は、桃山風呂で有名な「よろづや」さんの別館的存在の宿です。ホテルライクな体系で、旅館としてのサービスを一部分省く代わりに、リーズナブルに宿泊できる、というのが特徴の宿でおひとり様も歓迎。休前日も一人泊を受け入れています。

今回私は行楽シーズンの3連休は一人泊ハードルが上がるだろうと、夏頃から早々に計画し、こちらの宿なら一人泊の受け入れがあるはずと予約していた次第でした。

 

さて、受付で部屋の鍵と浴衣を受け取り部屋へ。今回のお部屋はこの春リニューアルされたばかりの和風ベッドルームです。

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デスクがあるのですね~。手帳書いたりしたいので嬉しいです。脇にはライトもあって照度もばっちり。椅子とベッド中心のステイは体が楽です、なんて、年なのかなー笑
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 陽がたっぷり差し込んで明るいです。

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電気ポット、お茶セット、冷蔵庫に冷水がありました。

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WiFiは快適に使えましたし、新しくて床も壁もきれいです。部屋にお風呂とトイレ付でした。しかも禁煙のお部屋です。ステイ環境は満点レベル。ベッドもへたっておらず快適で夜もぐっすり眠れました。

 

圧巻の桃山風呂

よろづやのお風呂は大きく分けて3つ。国の登録有形文化財にも指定されている「桃山風呂」、近代的な大浴場「東雲風呂」、貸切風呂の「黄鶴風呂」です。正直、館内の湯めぐりが忙しくて、外湯に入りに行く暇がありませんでした・笑。どのお風呂も源泉かけ流し(適温にするため25%程度井戸水を投入)、お部屋のパンフレットの湯守さんのコメントによれば、毎日お湯を抜いて入れ替える冠水清掃にこだわっているそうです。

 

まずは名物風呂の「桃山風呂」へ行ってみます。女性が14時~21時30分、男性が22時から翌朝9時30分となる入替制。浴室内は撮影禁止のため、写真は楽天トラベルからお借りしたものになります。

 

桃山風呂の脱衣所。レトロな佇まい。渋いですね~。佐久間象山作の「酒心」の額が威風堂々と飾られています。

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先客は露天風呂に1名。わーいこの広々とした桃山風呂を独泉できそうです。アメニティはクレンジング、フェイスフォーム、シャンプー、リンス、ボディソープが備えてありました。急いで体を洗い、お湯に浸かります。

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あぁしみる。。適温から若干熱めのお湯の熱がじわじわと体を包んでいきます。さらりとしているけどしっかりとした感触のお湯だなぁと思いました。天然温泉かけ流しに井戸水25パーセント混合、源泉が熱いので適温にしているのですね。源泉の投入口に近くなるほど温度が上がり、自分の好きな温度のところを探すのが楽しかったりします・笑。この大きさで冠水清掃だそうですから驚き。新鮮なお湯につるぴかのタイル。荘厳な広いお風呂は圧巻でした。

 

桃山風呂から外へ出ますと、庭園風露天風呂があります。

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木々に囲まれた露天なのに木の葉などが少なく、きれいなお湯でとてもくつろげました。池の魚になった気分?そのうち私より少々年上のミドル世代のお姉様たちが押し寄せて来られたので、そそくさと退散しました・笑

 

夜にも行ったのですが、ほんのりした灯りがともって最高の雰囲気でした。

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この写真よりもうすこしほの暗かったです。

 

今回のプランでは貸切風呂「黄鶴風呂」が30分利用できました。予約はチェックインのとき希望の時間帯を聞いてくれますよ。私は食後の時間帯に予約してありました。

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広々したお風呂を独占♪ただ30分だと結構慌ただしいですね。

 

男女入替後、朝食後の時間帯には東雲風呂へ。オーバーフローも見られる、明るい大浴場です。手前の浴槽が熱め、奥はぬるめになっていました。お客さんがたくさん泊まっているようだったのですが、先客は1名。朝からのんびりと湯浴みするひと時がいちばん非日常だなー。

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外には露天風呂も。外気が冷えているので、湯気がもうもうと立ちのぼるのを見るのは癒しのひとときでした。

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 夕ご飯

 さて、夕飯は18時から、(19時30分の回もあり。)本館の3階のお食事処でいただきます。一人席は端っこの列にセットされていますが、特に衝立などはなし。出入り口に近めということもあり、わりと一人が目立つ席配置ですね。かつ結構な人数が同時刻に食事開始となるので、当然視線もあり、ネームプレートまで出ます。セッティングからすると、もう一人、一人泊がいる様子ですが、この回ひとりは私だけでした。またひとつぼっち旅経験値が上がりましたねこれは・笑

 

今回の食事のプランは「選べる懐石料理【華hana】。スタンダードなプランです。おしながきを持ち帰ってきましたので、全部紹介できそうです。

 

まずは前菜。林檎蜜煮、蓮根明太、栗麩松景揚げ、笹寿司、秋刀魚黄身醤油焼き、焼き椎茸柚子おろし。おろし美味しかったなー。揚げ物が時間たってしまっていたのが残念ですけど、お客さん多いし、それは仕方ないかと。

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食前酒は夏みかん

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梅酒を注文しました。

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お吸い物は土瓶仕立て 長野県産霜降り平茸 銀杏 長野県産福美鶏 三つ葉 こちらはおちょこに注いでいただきました。出汁がしみだしていて美味しかった♪

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お造りは鮪・佐久鯉なめろう・うごの水寄せ。信州ならではの鯉ですが、滋養強壮にも良いんですよ、とのこと。味がしっかりついていて臭みもなく美味しかったですね~。

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信州手打ち蕎麦。ランチは蕎麦にしなくて良かった・・

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大鱒味噌田楽杉の香焼き 地野菜は卓上で火をつけます。熱いからと、スタッフさんが蓋を取ってくれます。味噌と杉の木の香りが良いですね。

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ここらへんで梅酒がなくなったので、黒霧島をグラスで注文♪

 

メインはこちら、りんごで沿った信州牛の林檎すきしゃぶ 地野菜 です。

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お肉が柔らかくて甘味があります。美味しいお肉ですね~。割り下にも林檎が入っていますね。けっこう甘めの味付け。お肉と一緒にご飯を食べたかったので、ここであわてて、ご飯とお味噌汁をお願いしました。

 

煮物は常盤牛蒡豆腐 焼き下栗芋 ズッキーニ 紅葉麩 白胡麻餡 しみじみとした美味しさ。

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国産こしひかりとお味噌汁(信州味噌仕立て)、野沢菜

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 野沢菜は出汁?がしみてて美味しかったですね~。ご飯はちょっと固くて残念だったなー。たまたまかなぁ?

 

デザートはスノーキャロットアイス。雪の下のにんじんのことですね、にんじん感はあまりなく、あっさりすっきりしてて美味しい。これ好き♪

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大きな食事処でお客さんも大勢いましたが、ベテラン勢の仲居さんたちが一人客にもきちんと気を回してくださり、スムーズにご飯が食べられました。スタンダードなプランにしましたが、ちょうどよい量でしたね。男の人とかだともしかしたらちょっと軽めと感じるかもしれません。

 

朝ごはん

朝食はアネックスの3階で。時間は7時30分~9時。

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ビュッフェ形式です。一人なのでカウンター席へ着席します。奥の窓側に席があります。

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みゆきポークはご当地の銘柄豚なんですね~。ウィンナーやスクランブルエッグなど朝食の定番が並びます。

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手作りのポップがかわいいですね

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朝カレーも!お米は木島平村のこしひかり。

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その他、地元のパン屋さんのパン、山之内町で採れた農産物のジャムなどもありました。7時30分ちょうどに行ったら混雑のピークだったみたいですが、30分もすれば席もゆったりしていました。

朝からお腹いっぱい。ごちそうさまでした!

 

食事その他

お酒についてですが、一人で注文しやすいメニューは少なめ。グラスで注文できるのは果実系のお酒と焼酎とか数種類でした。まぁまぁ値段もするので、だったら最初っから1300円くらいだったか地酒の利き酒セットにしとけば良かったーとか思ったり。

 

コーヒーはロビーにあるコーヒーメーカーを使っていつでも自由に飲めるサービスがありました。うれしいサービスですね。

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ごはん(白米)について

北信州といえば米どころで、コシヒカリみゆき米幻の米とか、魚沼コシヒカリにも負けない質のお米が採れるところのはず。お宿では木島平村(幻の米も作っている)の米を使っているとのことですが、炊き方か経過時間か?固くて水分がなくなっていたのが残念だったですね。

余談ですが、私は楽天福井県の白山しずくというコシヒカリを買っていまして、土鍋で炊いたぴかぴかの白山しずくは本当に美味しいんです。旅先でも美味しい白米に出会いたいのですがね。野沢菜という白米にぴったりの相棒もいることだし、勝手な希望ではありますが、ぜひご飯の炊き方・保存が改善されたらいいなー。

 

送迎について

チェックアウトのとき駅まで送りましょうか?と声をかけてもらいました。大した距離ではないので、歩いて駅へ向かいました。電車の時刻に合わせて駅まで送迎もありますので季節によっては利用されてみるとよいかもしれません。

 

宿泊まとめ

 とにかく圧巻の桃山風呂を週末でも、一人でも、堪能できるのが素晴らしいです!直前予約とか、空きが出るタイミングを待って・・とかしなくても、一人泊を通年で予約できますし、ホテルライクな気楽さで文化財のお風呂をたっぷり楽しめるのは本当にいいですね~。意匠が素晴らしいだけでなくお湯の質にもこだわっておられるので、気持ちよく温泉三昧ができました。

さて、リーズナブルかとしょいうとどうでしょう。もちろんよろづや本館・松籟館と比較すれば価格帯は低めなのは間違いありません。ですが今回の宿泊はお酒代別19250円で自分の中では歴代一人泊最高額クラス・笑。スタンダードの食事プランで、観光シーズンの3連休に一人泊、一人泊できる部屋の中で一番いい部屋でこの価格ですので、リーズナブルとはいえないですが、まぁ普通でしょうかね。あれこれ言って着地が普通というのも何ですが。。

よい意味で放置な宿泊スタイルなので、一人で気兼ねなく文化財の温泉にどっぷりひたりたい方にはお勧めのお宿です。

 

旅行2日めは、須坂・松代方面を散策しに行きました。また別の記事にしようと思います。

 

よろづやアネックス湯楽庵【公式】

 


 

 

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