旅路ノート

歴史と温泉宿が好きな女性会社員の旅日記

【ひとり旅】秋の信州:上田でお蕎麦&松本でガレットを(2018年11月)

以前、昨年2018年の11月に上田市にある別所温泉「上松や」に宿泊したときのことを記事にしました。

tabijinote.hatenablog.com

 

今回の記事は、この宿泊の前後の記録です。もう1年以上経ってしまいましたが。。

上田でお蕎麦、松本でガレットをいただいたり、ひとりバスに揺られて気ままにブラブラしたときのことを書いてみたいと思います。

 

レンタサイクルで上田城

午前10時過ぎ、新幹線で上田駅に到着。お城口を出て右に進むとレンタサイクルを管理している駐輪場があります。利用料は無料。ありがたいですね。この日は数台しかない電動自転車を借りれたと記憶しています。

 

まずは上田城へ。

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やってきたのは10年ぶり。

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真田神社に売っていた真田幸村御朱印帳がとてもかっこよかったんですよね。御朱印集めの趣味がないため、スルーしてしまいましたが、別の用途でも買えば良かったかなぁ。

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お城の敷地内に上田市立博物館(入館料300円)があります。展示されている錦絵「真田幸村、巡見中の家康を追い詰める」が素晴らしいのでぜひ。。江戸・明治のころから戦国の世に美しく散った真田幸村が人気があったことがよく分かります。

 

「信州蕎麦の草笛」へ

さて、平日とはいえ、お昼のピークタイムにひとりご飯はちょっと微妙。早めに昼食にしようと自転車を走らせ、やってきたのは有名店「信州蕎麦の草笛」です。

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とても混んでいましたが、相席っぽい席に着席。かきあげと、くるみだれ(甘いんですね)は別注文だったかな。詳細忘れてしまったんですけど、美味しくいただきました。

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量が多いことでも有名なのですが、私も食べきれなくて残してしまったことを覚えています。腹ペコで臨みたい店ですね。お会計は1150円。ごちそうさまでした。

 

柳町を散策

さて、引き続きレンタサイクルで柳町の方へ行ってみましょう。宿場町の景観に自転車を停めるのが気が引けたため、近くの公共施設(上田市勤労者福祉センターさん)に駐輪させてもらいました。

旧北国街道沿いの美しい街並み。平日ということもあるのか、静かでした。

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この通りに、天然酵母で有名なパン屋さんのルヴァンがあります。

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お洒落な店構えでドキドキ。

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中に入ると店員さんが親切に説明してくれてホッ。こちらでパンとスコーンを購入しました。

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移動中に食べようかな♪

 

ここで、駅へ向かい、自転車を返却しちゃいます。

 

上田バスで真田地区へ 

さて、乗車予定の別所線の発車時刻まではまだ結構時間がありそうです。そこで、路線バスでちょっぴり行って帰ってくるだけの真田地区車窓見学を実行したいと思います。上田バスは六文銭のラッピングバスもあるんですね~しかもちゃんとカラーが赤!

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目的地は観光案内所の「ゆきむら夢工房」です。

 

13時20分、菅平方面行に乗車。途中、車窓では、真田氏記念公園「真田家発祥の郷」の石碑などを見ることができました。(一瞬だったので写真なし)。この里から真田三代の飛躍が始まったのか・・なんて考えるとワクワク。あと、住所が真田町とかほんと格好いい・・!

 

25分程度でバス停「ゆきむら夢工房前」です。観光案内所・直売所があります。施設内をチラ見&小休憩させていただきました。

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付近には「真田家歴史館」などの資料館などがあるのですが、今回は時間の都合上、また今度に。。いつかこちらでレンタサイクルを借りて観光したいですね。

目の前の国道144号は「真田街道」とか「幸村街道」と呼ばれていて、このまま先に進むと群馬県嬬恋村方面となります。県境越えする路線バスがあったら楽しそうですが、どうもなさそうです。

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14時3分発の上田駅行きのバスでとんぼ帰りします・笑。バス停には、一見してそれと分かる歴史ファン女性が一人いました。ローカル路線バスが好きなので、何をするわけでもないのですが、楽しい小一時間でした。

 

駅に戻った後は、別所線で今日の宿、別所温泉の「上松や」にむかい、温泉とグルメに浸ったのでした。(別の記事にしてあります)

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チェックアウト後は、松本に向かおうと思います。

別所温泉から松本へ直行するバス「ぽっかぽか号」

別所温泉と松本は電車だとアクセスが激悪です(上田駅に出て、しなの鉄道篠ノ井駅篠ノ井線松本駅ですかね?)

上田駅から松本駅までは路線バスがありますが、どうやら土日祝のみ、1日2往復のようで、別所温泉と松本をセットで満喫するには少々計画が難しいかと。

そんなわけでこの時は、別所温泉発、鹿教湯温泉経由、松本駅行き直行バス「ぽっかぽか号」を利用しました。事前に予約しておき、午前10時30分ごろ、宿の玄関前に迎えに来てくれました。

ぽっかぽか号は通常の路線バスとは違い、2日前までの予約制、最少催行人数2名となっています。ひとり旅の場合、他の予約が1名以上ないと運行されないと思われるので、移動プランBを持っておく必要がありますね。

 

このときは私のほかにもお一人様が鹿教湯温泉から乗車されてきました。結局私とその方の2名だけでしたね。運行になって本当に良かった・・。

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ちなみに片道2000円、往復は3500円です。

さらに、こちらの路線、ほのぼのとした里山の風景を行き、さらに三才山峠を行くのですが、車窓には美しい紅葉がけっこうなパノラマで広がります。絶景って言葉はややチープに聞こえてしまう昨今ですが、絶景でした。

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最新の情報など詳しくは信州観光バスさんにお問い合わせしてみてください。

信州観光バスは別所温泉や上田市など長野でバスツアー、貸切バスを行います

 

松本「クレープリーモンカバ」でガレットのランチ

ぽっかぽか号は松本市内に入ると、渋滞で進まなくなってしまいました。松本市内の渋滞は大きな課題になっているようですね。。目的のお店まで1kmぐらいになったところで、運転手さんに言って下車させてもらい、歩いて向かうことにしました。

お伺いしたのはガレットが有名な「クレープリーモンカバ」さんです。

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開店直後に入店。二人掛けの席に案内してくれました。壁紙ののくすんだ青色が素敵ですね♪

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写真が少しぶれてしまっていますが・・雰囲気が伝わりますでしょうか。

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ガレットランチ(スープ・ガレット・コーヒーor紅茶)を注文しました。
まずはスープ

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ランチガレットは何種類かあったのですが、このときはせっかくなのでプラス300円して、「シャンピニオン(信州産きのこのグリル、グリエールチーズ、ベーコン、目玉焼き)をいただきました。めっちゃ美味しかった・・。

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お蕎麦よりもガレットのほうが、蕎麦の香りを感じられる気がします。お会計は1550円でした。とてもおいしくて優雅な気持ちになれるお店でした。

松本駅すぐのガレット専門店「クレープリー モンカバ」

 

さてリュックを松本駅のコインロッカーへ納めようと徒歩で松本駅へ向かうと、アルクマちゃん発見!一生懸命おしごとしていました。

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 実はグッズも持ってたりする。。2019年のゆるキャラグランプリ優勝おめでとう!!これからも応援しているからね~♪

 

松本民藝館へ

さて、松本バスターミナルへ行き、美ヶ原温泉行きのバスに乗り込みます。目的地は「松本民芸館」です。バス停を降りて、住宅地のすきまを進むとあります。レンタサイクルが停めてあったので気づきましたが、松本駅から4kmほどなので、自転車でも来れる距離ですね。

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玄関前に大輪の菊がありました。

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 企画展示で、全国の手まりが紹介されていました。可愛すぎて、写真を沢山撮ってしまいました。

こちらは松本の手まり。

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松本の手まり文化の起こりは、江戸時代の中頃に松本藩の女性たちが家計の助けになるようにと始めたものだと言われているそうです。 元々は転がしたり弾ませたりして遊ぶものでしたが、いまでは鑑賞品としての価値が高いそうですね。

 

同じ長野でも佐久は、また少し違う雰囲気。

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金沢の姫てまりは金の糸が使われているのですね。さすが加賀百万石?

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奄美の手まりは宇宙っぽさを感じます。

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館内もモダンで素敵でした。

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民芸館の受け付けにはちょっとしたミュージアムグッズが売っており、来年(当時から見てなので2019年)の卓上カレンダーを購入。ずっといられるような素敵な空間でしたが、バスの時間のこともあるので、ほどほどにしました。

松本民芸館

 さて、美ヶ原温泉方面からやってきた松本駅行きのバスは、市街地に入るとまた渋滞で進まなくなり、乗客も私一人になったため、中町通りに近いところで降ろしてもらいました。徒歩でお目当てのカフェへ向かいます。

カフェ「salon as salon」へ

中町通りにある「salon as salon」は美容室の建物の2階にあります。扉を開けたら階段を上へ。

ゆったりとした雰囲気のカフェです。

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こちらのカフェでケーキとコーヒーをいただきながら、今回の旅のことを手帳に書いたりして過ごしました。

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 お会計は850円。落ち着いて過ごせる居心地がよいカフェでした。

 

 

その後は徒歩で松本駅へ。夕飯用に松本名物山賊焼きのお弁当を購入して、特急あずさ号で帰路についたのでした。

 

松本は手仕事やクラフトが息づいていて、都市の利便性があるのにすぐ隣に温泉や山岳地帯の大自然。魅力がありすぎます。。4か月後の3月には日帰りでひとり松本に遊びに行きました。

そのときのことも記事にしていますので、よかったらご覧ください。

 

tabijinote.hatenablog.com

 

 

 

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