旅路ノート

歴史と温泉宿が好きな女性会社員の旅日記

作並温泉「ゆづくしsalon一の坊」に2回目のひとり泊(2021年冬)

2021年の初春、お正月休みも終わり日常が動き始めたとある平日、有休を取ってひとりで仙台市にある作並温泉 ゆづくしSalon一の坊に宿泊してきました。もう4か月前のことですが・・。

こちらのホテルに泊まるのは2回目。2020年の2月に泊まったときの記録はこちらです。

 

tabijinote.hatenablog.com

 

居心地の良いくつろぎサロンと、オールインクルーシブスタイル、自然に溶け込むような広瀬川源流風呂がとても気にいって、再訪することにしたのです。万全に感染対策しつつ、気を付けて行ってきました。

 

追記:2021年の秋にも泊まっています。

tabijinote.hatenablog.com

 

 

 

らーめん本竈で昼食

 

お昼前に仙台駅に到着。お昼ごはんはエスパル仙台に入っているらーめん本竈(ほんかまど)でいただくことにしました。

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あっさりと重くないスープと、ローストポークのようなやわらかいチャーシューが気にいっていて、こちらも2度目の訪問。

お店の雰囲気がモダンできれいなので、女子ひとりでも入りやすいし、駅直結なのがとても便利です。 席も間引かれており、消毒液も配置、コロナ対策もがんばっておられます。

 

 

さて、通常はJR仙山線作並駅からホテルまで迎車(予約制)が来てくれるのですが、この日は雪の影響で、仙山線が運休になってしまいました。

ホテルから連絡あり、仙台駅まで迎えの臨時バスを出してくださるというありがたいご提案をいただきました。(優しい!!)

ですが、臨時バスを待っていると仙台駅での待ち時間が長くなってしまいそうなので、仙台駅から作並温泉行の市営バスを利用することにしました。

バスに揺られること1時間、「作並温泉元湯」バス停で下車。運賃は1130円でした。バス停から徒歩5分ほど雪の中下り坂を降り、(ちょっとした冒険だった・・)無事宿へ到着しました。

 

仙台駅付近では降っていなかったのに、作並温泉は雪が強くなっていました。

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時計を見るとちょうど15時。 検温・消毒し、チエックイン手続きを済ませて、お部屋に向かいます。

 

お部屋

 

今回のお部屋は温泉倶楽部棟のツインのお部屋です。

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靴をぬいでくつろげる籐マットの床に、ツインベッドのレイアウトです。 

 

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 椅子があるおかげで、立ちあがるときの「ヨッコラショ」が軽減されますw

 

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テレビを観るときは椅子の向きをずらしてみたり。公式HPによれば、人気NO1のお部屋とのこと。コンパクトながらも、リーズナブルで快適です。

 

 

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館内お出かけ用のバッグ、「カゴちゃん」。なかに浴用タオルと足袋ソックス。 

 

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ティファールの電気ポッド 

 

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お手洗いと洗面台はセパレート。

 

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基本的なアメニティはもちろん完備です。冷蔵庫(ミネラルウォーター1本サービス)あり、ドライヤーあり。WIFI利用可能です。

 

ゆづくしsalon一の坊さんでは「【里山テラス】ハンモックテラス・プレミアツイン」など家具にもこだわった新客室を新たにオープンされています。いつか泊まってみたいな~。

 

くつろぎサロン

 

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今回も滞在中はちょこちょことくつろぎサロンへ足を運んでいました。自由にすごせるラウンジです。

 

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くつろぎサロンのこの本棚のコレクションが良いんですよね~。仙台にまつわる本、カルチャー、一般的な雑誌まで。好きな雑誌のバックナンバーが一気読みできて幸せ。インスタによれば3月にまた蔵書を増やしておられるようです。

 

 

フリードリンクも充実しています。

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フレーバーウォーター

 

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スパークリングワイン

 

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やまがた「金渓ワイン」。山形県南陽市赤湯にあるワイナリーのもののようですね。

 

 

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雪景色に昼からワイン。仕事のことは今日は忘れよう!

 

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お風呂上りにビールも飲んじゃお。アサヒスーパードライ
 

 

 

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ドライフルーツやマッシュルームのピクルスなどのおつまみもいただけます。

アルコール以外にもジュースやコーヒー・紅茶などもあります。

 

 

 この日は名取市ジェラート屋さん「Natu-lino(ナチュリノ)」さんがジェラートを持って来てくれていました。

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レモンレアチーズケーキとハニーウォールナッツ。両方ともめちゃくちゃ美味しかった・・。本店は名取市のようで、どうやら新店が2021年5月に仙台市青葉区本町にできるみたいです。

 

 

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夕食後もくつろぎサロンへ。

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夜はロビーでコンサートがあり、生演奏とワインを楽しめました。こうしたアクティビティが楽しめるからゆづくしsalon一の坊さんが好き!(*'▽')

ふだん温泉宿の夕食後って何してるか記憶がないぐらいダラダラしてるだけだからw気づいたら23時、みたいな。。

 

朝食後もくつろぎサロンで過ごしていました。

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朝もスパークリングワインいただだけて幸せ♪

 

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真冬の平日泊、しかも大都市部でのコロナ感染が拡大していた時期、全体としてゲストの人数が多くなかったのでしょう。終始くつろぎサロンは空いていました。

前回のときは元気キッズや大所帯ご一行様が騒がしいなぁと思ったりしたときもあったぐらいなのですが。空いてて良い~旅館業大変そう~田舎とはいえ東京からの客でなんか申し訳ない、のジレンマを感じてしまいます。


夕食 

夕食はダイニングでビュッフェです。

オープンの17時30分に早速行ってみました。

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ゲストがすくないゆえビュッフェカウンターの写真もなんだか撮りづらくて(^^ゞ あっさり紹介になりますが・・w

 

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会場はレストラン風。衝立等はなく、お一人さまはやや目立つかもしれません。手袋利用でブッフェカウンターへ行ってみます。

 

 

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フリーのビュッフェ台からサラダやハム、ピクルスなど。サラダの色合いがいつもきれいだなぁって思います。切り方も細かくて美しいんですよね。

 

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お酒は珍しげな「澪 ゴールド」金箔入りにしてみた。低アルコールでかなり甘口ですね。飲み物はもちろんオールインクルーシブで、ビール、ワイン、日本酒、果実酒、蒸留酒、ソフトドリンクなどがありますよ。

 

以下メニュー名は推察です。

 

 

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たこの柔らか煮 竹の子とさやいんげん添え 料理人さんがカウンターで盛り付けてくれます。

 

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蒸し鮑の豆腐ソース こちらもカウンターでオーダー。

 

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豚角煮 同じくカウンターオーダー  

 

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海老と葱とせり オーダーで揚げたて

前回目の前で揚げたての天ぷらの美味しさに感動しまして、今回も天ぷらコーナーがあってヨカッタ(*'▽')サクサクでやっぱり美味しい! けど前回のほうが種類も量もあったかもw

 

 

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イカと鮪と海老のお刺身 さっと美しく盛り付けてくれる料理人さんの手さばき。そしてイカもエビも甘くて美味しい! 

 

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お寿司も握りたて。白身のお魚と赤貝かな。ほかにも種類あったかも。

 

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鉄板で焼き立ての和牛ステーキは健在。柔らかいしジューシーで美味しい。

 

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仙台名物の牛たんも焼き立てです。噛み応えあります。

 

前回フロア中央には複数のブッフェ台があり、小さなお惣菜たちの用意が多数あったのですが、今回はなくなっていましたね。オーダー制のものが増えていました。

 

 

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というわけで一巡したかなというところで(注:全種類は紹介できてないと思います)〆のご飯は鯛めし。ほんのりとした鯛のお出汁がしみじみと美味しいのですよね♪ ちなみに白米もあります。

 

 

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デザートプレート。前回はケーキコーナーで好きなのをお代わりしたりできましたが、今回はデザートはプレート単位になっていました。コーヒーと一緒にいただいて、ごちそうさまでした!

 

夕食の感想です。

たぶん以前より品数は減っているのかな・・。ですがコロナ禍のなか、完全にフリーのビュッフェスタイルは利用者としても、心の隅に「楽しいけどなんか心配」「あの人手袋してないんだけど?」みたいな多少ヒヤヒヤがあるので、大半のお料理がカウンターオーダー、プリフィクススタイル風へと変わっていたのは安心だなぁと思いました。

私はアラフォーで年齢的にもたくさん食べられるわけではないし、一巡すればほぼお腹いっぱいですから、安心して食事の場が過ごせることは価値あることだなぁと思います。飲み放題には変わりないですしね(*'▽') 

 

 

朝食

寝心地のよいベッドでしっかり爆睡しました。窓の外はいい天気です。

NHKニュースでは、作並温泉の今朝の気温はマイナス16℃ぐらいまで下がったようでした。

 

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朝食も昨晩同様、さくらダイニングです。オープンの7時30分過ぎに行ってみました。

 

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こちらの卵料理はオーダーにて。青菜のホワイトソース温玉のせ

 

 

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サラダ・ピクルス・ハム・チーズ フリービュッフェです。 

 

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 焼き立てパンにスムージーやスープ 

 

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大きな厚焼き玉子と焼きおにぎりはカウンターで出来立てをいただけます。白米等もあります。(注:朝食も一部の紹介です。)

朝食も前回より少しバラエティは絞っているのかもしれませんが、どれも美味しかったですし、ガヤガヤしたブッフェではないので安心して過ごせました。ごちそうさまでした!

 

 

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それにしても、どこを切り取っても絵になるのが素敵だ。。

お風呂

 

温泉については前回の宿泊記にも少し記載していますが、3本の自家源泉と8つのお風呂があり、湯めぐりも楽しいお宿です。

なかでも、やっぱりよかった広瀬川源流露天風呂。

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※写真は公式WEBからお借りしました

眼下の広瀬川は川底まではっきり見える清流で、夜のライトアップもとても雰囲気が良いのです。真冬だったので、露天風呂のひさしにできた氷柱にライトが反射し、天然のシャンデリアのようで幻想的でした。PH8.2の肌あたりのやわらかいお湯も好きです。

 

感想・その他

今回は平日の一人泊で18000円弱の会計となりました。

気に入ったお宿に2回目の訪問、というときは、お宿の記録よりもゆったりその滞在を楽しむことに意識を置きたいなーなんてことで、写真やメモはあえておろそかにしています。という言い訳を用いて、今回はあっさりめの紹介になりました。

 

スタッフさんは皆さんやさしくて感じが良く、オールインクルーシブと美味しい料理、くつろぎサロンの居心地の良さでほんと癒されました・・また季節を変えてきっと訪れたいと思います。 

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各種サイトで最新の情報をご確認ください。

 

作並温泉 ゆづくしSalon一の坊

 

作並温泉ゆづくしSalon一の坊【公式】

 

濃厚鶏そば シロトリコで昼食 

 

11時にチエックアウトし、宿の送りのバスで作並駅へ。

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仙山線は今日は運行していました・・これから仙台駅へ向かいます。

 

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仙台駅で地下鉄に乗り換えて、勾当台公園駅で下車。徒歩で「濃厚鶏そば シロトリコ」へ向かいます。今日もお昼はラーメンです。

 

 

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※画像公式WEBよりお借りしました。

店内はカフェっぽい雰囲気で、カウンター席もあり、女性ひとりでも入りやすかったです。

 

 

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 濃厚鶏そば(塩)をいただきました。文字通り濃厚ですが、塩辛いわけではなく、優しい味わいで美味しかった!勾当台公園からの徒歩が、耳痛くなるほどめちゃくちゃ寒かったので、ほんとにあったまりました・・。ごちそうさまでした。

 

その後は観光せず近くのバス停から仙台駅へ出て、まっすぐ自宅へ。。

 

ラーメン2杯と、宿で一泊のみのさくっと旅でしたが、お気に入りの宿で密を回避しゆったり過ごせて元気になれました。ありがとうございました。

 

 

★感染対策をして一人旅しています★

移動中は不織布マスクを正しく着け、上からファッションマスクを重ねています。くしゃみも我慢してます。ひとりなので基本誰とも話しません。宿でも飲食中と入浴中以外はマスクをしています。アルコールスプレーを持ち歩き、ドアノブやつり革などにやむをえず触れた場合は消毒または手洗いしています。

 

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