渋温泉 春蘭の宿さかえや 宿泊記(2021年)
2021年の冬、渋温泉 春蘭の宿 さかえやに宿泊してきました。夫が予約サイト上で良さそうだとピックアップしたお宿だったのですが、おや、こちらは昨年(2020年)秋にNHK「ネタドリ」で「働く従業員が輝く」と紹介されていたお宿ではないですか。放送を見て、その温かな人材育成の志に胸が熱くなったものです。よく調べれば、源泉掛け流しの露天風呂や工夫された会席料理もとても良さそう。渋温泉には夫婦ともに未訪だったこともあり、訪れてみることになったのでした。
- 小布施町 「手打そば処 鼎」 で昼食
- 渋温泉「春蘭の宿さかえや」さんまでのアクセス
- お部屋
- 館内の様子
- 外湯めぐり
- お風呂
- 夕食
- 朝食
- 感想・その他
- 地獄谷野猿公苑
- 黒姫 霧下そば 仁の蔵(にのくら)で昼食
小布施町 「手打そば処 鼎」 で昼食
今回は自家用車で移動します。
昼食で訪れたのが、小布施町のお蕎麦やさん「手打そば処 鼎(かなえ) 」さんです。
駐車場はお店の前にあります。アルコール消毒して店内へ。
座敷席が6組分くらいあり。土曜の正午過ぎ、先客が一組、私たちのあと2組ぐらいと途切れずにお客さんがいらしてました。
田舎風十割蕎麦と、あっさりしなやかな二八蕎麦の2種類。どちらがよいかな~。
十割蕎麦は数量限定ということで、夫も私も天十割そば(2050円)をいただくことにしました。
香りがよいお蕎麦です。つるつる系というより田舎系。
天ぷらは揚げたて♪ えのきの天ぷらって珍しいけど、食感がよくて美味しかった!
長野県でたまにいただくひたし豆と、一品メニューとしてもある自家製のからし茄子も一緒に。
静かな隠れ家的蕎麦屋さんでゆったりランチできました。ごちそうさまでした。
その後は小布施のまちをあてもなく散策。大きなメタセコイアの木が・・絵になる街並みですね。
どこにつながってるのか?細い小径に入ってみたり。
ケチ半分、自粛半分、入館料系のところには寄らず、そろそろ宿へ向かいます。
渋温泉「春蘭の宿さかえや」さんまでのアクセス
お宿の駐車場は渋温泉街の細いメインストリートである坂を上がっていくと宿の手前左側でした。15時少し前に着いてしまい、普通に停めさせてもらいましたが、予約サイト上で車はスタッフが移動するという記載もあるので、時と場合により、スタッフさんにお任せするのかもしれません。
公共共通の場合は湯田中駅からバスで上林行きバスで「渋温泉」下車となります。
玄関です。
先に荷物を預かってもらい、いただいた地図を見ながら温泉街をひとまわりして15時まで時間調整しました。
ちなみに外湯めぐりに行くとき、玄関で下駄を借りることができました。カランコロンという渋温泉の風物詩の音ですね。
ロビーは近年リニューアルされているようで、モダンなインテリアで素敵な雰囲気でした。
壁面にはお土産品もディスプレーされていました。
スポークの細いデザインのチェアやソファ、かわいいですよね。最近よく見る。
密回避のためだと思うのですが、館内の説明や食事時間の調整はお部屋でするそうです。
お部屋
今回、最もリーズナブルなスタンダード客室【和室10畳】を予約していましたが、当日空きがあったそうで、【和室10畳+広縁】のお部屋にアップグレードしてくださいました。ありがとうございます!!
日当たりもよく明るいお部屋です。
バス・トイレ別です。
お手洗いはウォシュレット付きで快適です。
空気清浄機、テレビ、金庫
冷蔵庫・ミネラルウォーターがサービス
電気ポッド お茶セット等あり
フェイスハンドソープ、クレンジング、化粧水、乳液 大浴場にはお部屋から持って行ってとの記載あり。私は自前のを持って来ているので、特に不便はなかったです。
基本的なアメニティは問題なくそろってます。
浴衣や羽織は男女とも紫を基調にした色の浴衣です。外湯めぐりに便利なビックサイズの巾着も紫色。
今回利用していませんが、色浴衣は有料のようで、フロント階に準備されていました。
その後仲居さんがお部屋に来てくれて、食事の時間などを決めます。
このときに別注料理の馬刺しと・夕食時のお酒も先に注文させてもらいました。
仲居さんが地獄谷野猿公苑の観光のことや、おすすめの外湯などニコニコと相談にのってくれて、本当に感じが良いのです(*^^*)
さかえやさんは、全25室という規模感の宿ですが、近年客室のリニューアルなどにも力を入れておられるようで、源泉掛け流しの露天風呂付のスウィート、ビューバス付のセミスウィート、ベッドの洋室、和モダンなどお部屋のバリエーションも豊富なんですよね。ちなみに冬季未確認ですが、一人泊でもスウィートとセミスィート以外は泊まることができます。
私はウェーブ体形なため、敷布団に厚みがないと腰骨が痛いのですが、さかえやさんではよく寝れたと記憶しているので、大丈夫だったんだろうと思います。
館内の様子
1階の奥にパソコンなどが利用できるパブリックスペースがありました。
カフェみたいでおしゃれです。
こちらでフリーでコーヒーがいただけます。
ちょっと変わったところでは、絵手紙スペースもありました。
「大切な人への思いをカタチに」そんなこころを大切にしているさかえやさん。ほのぼのしたコーナーだなぁと思いました。記念日の宿泊のサポートなども力を入れておられるようです。
画材もありました。絵手紙、挑戦してみればよかったかな?!
こちらにもフリーのコーヒーサービスがあります。朝食後に絵手紙を鑑賞しながらゆったりコーヒーをいただいたりできました。
館内の装飾も見どころ。たしか「ネタドリ」の放送でも館内の飾りつけを担当されているスタッフさんが紹介されていましたね。
ちょっとしたスペースにもお花が活けてあったりと、おもてなしのこころを感じます。
外湯めぐり
少々宿のお話とは離れますが、夕方夫と温泉街の外湯巡りをしてきましたので紹介します。
渋温泉には9つの外湯があり、宿泊客は無料で利用することができます。
コロナ禍以降、地方の温泉施設によっては、外湯の利用を地元の方のみに制限したり、緊急事態宣言やまん防発出中の都道府県民は利用不可などの対策をとられているところもまぁまぁあるのですよね。悲しい張り紙、時折見てきました。制限自体は致し方ないとは思う反面、利用者の属性より、利用方法のほうが大事では?って思ったり。
ところが渋温泉の懐の深さ。このようなご時世でも、大切に守っている浴場をこうも気前よく、宿泊客に開放してくれているのです。宿泊客をよそ者ではなく「一泊住民」として外湯の楽しみを分けてくださっているのです。なんという優しさでしょう。。
昨年来冷遇されてきた都民としては、優しさにほんと泣けてきます。渋温泉の皆さん、ありがとうございます( ; ;)
宿泊客が外湯を利用できる時間は6時から22時まで。
宿泊客は宿で外湯専用の鍵を借ります。今回はお部屋に外湯専用の鍵が準備されてあり、それを持ち出して使う形でした。
宿泊客以外は9番湯の「大湯」のみ利用可能ですが、時間帯は10時~16時となっています。
すべての外湯が、加温・加水・消毒なしのかけ流しです。
まずは六番湯「目洗いの湯」へ
9つの外湯はすべて源泉が異なり、各浴場の効能も違いがあります。
効能は眼病、さらに「美人の湯」とされている。入らないわけにいかないでしょう♪
六番湯は九番湯に続くフラッグシップ浴場と勝手に想定w
浴室内は先客がお一人。こんにちはと声をかけて中へ。。渋温泉のお湯は熱いという前情報はもちろん仕入れていて、かけ湯をして入ってみると、熱めではあるが、全然入れる温度。先客(浴衣からしてどちらかの宿の宿泊客)の方が調整してくれたのでしょうか。大きな湯の花がたくさん浮遊していてホンモノの温泉来たことを実感です。。
冷えた体が温泉の熱にとけていくー。最高だ~。
渋温泉の外湯のいいところは、熱ければ水でうめていいところと、地元の皆さんの社交場にひとり飛び込むというシチュエーションになりにくいのではないか、というところです。
ちなみに、くじらの大切な蔵書「オズマガジントリップ2017年12月号」では渋温泉が特集されていて、六番湯が紹介されていましたが、当時はより風情漂う木の床だったようです。改装してタイル床にしたのですね。
続いて、5番湯「松の湯」へ。
写真中央の白い張り紙は「あつい!熱湯(ねつゆ)に注意」。
木の樋の上部にお湯ストッパー的なものがあり、開放するとまじで「熱湯」が大量流入する仕組みです。女湯は先客調整後と思われ、熱めながらも入れました。
隣の男湯で夫が「熱い。無理。まじで熱い。まじで無理。」をエンドレスリピートしていた。。たぶん入れる湯温まで苦労して調整した模様だが、私が「もう出る」といったので、あまり浸かる時間もなかったみたいで・・。御免なさい。
5番湯は熱い。旅の良いネタになりそう?効能は脊椎病だそうです。
さらに、七番湯「七繰の湯」へ。
先客なし。こちらもまぁまぁ熱い。
効能は外傷性諸障害、とのこと。
すでにだいぶ体もあったまっていたので、長居せずに引き上げました。
そのあと宿からほど近い商店、「若葉屋」さんに立ち寄り。
手作りジェラートをいただきました。明るい女将さんとお話できたのも楽しかったなー。
朝は一人で外湯めぐりに出かけました。
さかえやさんのすぐお隣の二番湯「笹の湯」へ。
小さめの浴槽ですね。やっぱり熱いw 効能は湿疹だそう。
そのあと、九番湯「渋大湯」へ。
効能は子宝、リュウマチ、神経痛
九番湯は、九つの外湯のなかで唯一外来入浴を受け入れています。(10時~16時)なので、九番湯のみロッカーがありました。
朝7時30分は、外来入浴の方がいない時間です。
九番湯はほかの外湯とは規模が違いますね。脱衣所も広いです。
そして浴室内へ。
同時に7~8人は入れそうな、ゆったりした浴槽です。
湯治場風情を感じさせる、素朴な木の床。とてもいい雰囲気です!
大きな浴槽ということもあるのか、湯温もちょうどよく、今までの熱いお湯との攻防を忘れさせてくれます。しばしゆっくりできました。フラッグシップ外湯の九番湯、さすがです。
九つ全部は回れませんでしたが、全制覇はまた次回のお楽しみということで・・
地域の皆さん、すばらしい外湯を共有させてくれて、ありがとうございました。
お風呂
さて、外湯めぐりのあとは宿のお風呂へ。お客さんの多い日だったので、写真はとっていません。(公式からお借りしました)
さかえやさんのお風呂は、二種の温泉のブレンドになっています。
ひとつは地獄谷の鉄分の多い茶褐色の温泉、もうひとつは硫黄などの多数の鉱物を含んだ98℃の自噴泉。このふたつが混ざることで肌にやさしい弱酸性の極上のお湯になっているのです。
大浴場
大浴場のお風呂は加水・加温なし、循環ありだそう。外湯のお湯は熱かったけど、こちらはほどよく適温で心地よかったです。泉質は低張性弱アルカリ性塩化物泉、効能はアトピー 、湿疹 、婦人病 、リウマチ、神経病、疲労回復 、筋肉痛 、美肌効果。
なんでも、化粧品の花王さんからも肌にやさしい温泉として推薦されているとのこと。あの弱酸性ビオレの!確かに、肌がするするになりました。
大浴場の奥の扉から、外の露天風呂へ出られます。
こちらの浴槽は、加水・加温なし、源泉掛け流し。こじんまりとしたサイズで、実質的には一人、がんばって二人サイズかな~?と記憶。内湯の雰囲気が結構好きだったので、露天風呂は誰か出てきたタイミングでさくっと利用した感じでしたが、2月の北信州のキーンと冷えた空気と温泉のあったかさの差が良かったです♪
夕食
夕食は会場食で、私たちは18時からでした。
一部屋に3組ほどだったかな?それほど広くない部屋でしたが、衝立はありました。他のお客さんの目線は気になりませんが、会話とかは聞こえる感じでしたね。
チェックインのとき、仲居さんに地獄谷野猿公苑について聞いたら、席に野猿公苑のパンフレット置いておいてくれました。優しい・・(*^o^*)
ドリンクのメニューですが、地域色やこだわり感のあるチョイスでなかなか素敵なラインナップでした。
志賀高原地ビールが4種類に、大手のビール、果実酒、ハイボール
日本酒の種類も豊富。北信で定番の水尾ほか地元須坂市や中野市の酒造さんのものなど。
冬季限定のもの、飲み比べセットもあったのかー。
佐渡の酒造「北雪」なかなか見かけない。
焼酎やサワーもあります。日本酒の飲み比べセットは種類があるのね。
海外産ワイン、長野県産ワイン。グラスでも楽しめますね。
ソフトドリンク、別注料理。さかえやさんの懐石料理は美食厳選系なのですが、大食らいの方は別注料理でカスタマイズできます。
我々は馬刺しを先にお願いしていました。
別注料理その2 信州黄金シャモのから揚げですって!いいですねぇ今更ですけどw
乾杯のお酒は志賀高原地ビール ペールエール。夕方お風呂三昧していた体にしみわたりますー!美味しい!!
今回のプランは【スタンダード 創作料理 懐石こまち】です。
この上に、記念日やお祝い仕様の【スペシャルプラン】があります。
こちらがスタンダードのお品書き
前菜です。わぁ~アートみたい。
白しめじと白菜天真砂、信州サーモン塩こうじ和え、牡蠣のうま煮
藁の雪よけの中に食感の楽しい白しめじ、いくら、白菜が♪
ねっとりした信州サーモンうまっ。
牡蠣は日本酒にめちゃくちゃ合う・・濃厚で美味しい!
大根椿。赤大根がきれいなお花に・・
黒豆に金箔、黄金山吹
別注の馬刺しです。あっさりした赤身に噛むほど旨みがじわり。美味しい!にんにくと生姜もたっぷりついています。
お造り五宝盛り。ドライアイスの霧に包まれた中から・・
お目見えしましたー。初めてみた演出!しかも新鮮で美味しい。かに、海老、サーモンと・・あと・・何だっったけな・・メモしてなかった。
今回お酒は、ペアリング(お料理に合う日本酒をお任せで3種セレクト:3000円也)でお願いしていました。
ひとつめが「渓流 純米ひやおろし渓流」須坂市の遠藤酒造さんのお酒です。
夫と半分に分けるのでおちょこ一杯分ですが・・美味しかった!
続いて虹鱒の香炉焼き。しっかりした大きさの虹鱒、あったかい状態で運ばれてきました。
あっさりした虹鱒と、旨みのあるお酒との組み合わせ・・いいですね~~。
マーブルポークの豆乳鍋 おそらくマーブルポークとは蓼科マーブルポークのことかな。茶えのきもたっぷり。信州中野近いものね。
美味しい豚肉・・お出汁と豆乳のコクと合って美味しかった!!
箸休めの 柚子シャーベット
メインは黒毛和牛!
信州黒毛和牛溶岩石グリルです。
ペアリングは アコメヤの純米大吟醸。後から調べたが、長野県の作ったお米「山恵錦」を信州中野で育て、そのお米で仕込み上げた純米大吟醸のようです!
締めにふさわしい?華やかさのあるお酒でした。お肉もジューシーで、ちょうどよい量でよかったです。
皇室献上米 小柳農園 北信州産コシヒカリ 野沢菜 信州味噌のお味噌汁
白米にはうるさい我が家・・同じコシヒカリでも味わいはいろいろありますね。こちらのコシヒカリはあっさり寄り。
デザートも抜かりなし 椿の羊羹やミニケーキ 和洋どっちもで最高です♪
プリンも・・
そして、ここでびっくりした出来事。目の前で座っていた夫の顔が黄緑色になり・・そのまま真横に振れ椅子から転落してしまった!
熱い湯めぐりで体力を消耗し、チェイサーなしで酒を飲み意識がとんだらしいです(本人談)
幸い大事にはならず、ムクリと立ち上がると自力で部屋に帰り、そのまま爆睡してました。
スタッフさんには車いす持ってきますか?!とか心配していただいたり、デザートを部屋まで運んでもらったり(しかも新しいおしぼりまで一緒に・・)とお世話かけました。あのときはありがとうございました。。
もちろんデザートは私が二人分食べましたw
夕食ですが、お料理の出てくるタイミングもちょうどよく、どれも出来たてで、目にも楽しく、どれも美味しかったです!ボリュームの話ですが、アラフォー世代としては、別注の馬刺しを足してちょうどよい量だったかなと思います。お酒のペアリングも楽しかった!ただし、私はまぁまぁお酒は飲めなくはないほうなので、次回はペアリングじゃなくて、普通の量があるのかふつうの利き酒セットにしたいかなw ペアリングはわくわく感があってよいですが、二人でシェアすると少ししか飲めないので。(まぁその量で夫は倒れたわけですが・・)
朝食
朝食も昨夜と同じ会場の同じ席でした。夜はドタバタで退席したので、せっかくいただいた野猿公苑のパンフレットを席に置いてきてしまい、しまった!と思っていたのですが、そのまま席に置いておいてくださいました。すみません!
朝食のお品書きです。
山茶なめ茸 明太子 ちりめんの山椒煮 あさり葱和え
明太子好きなので嬉し~
とろろ
野沢菜おやきは熱々!!朝ご飯でいただけるとは思わず、嬉しかったな~
おやき好きなんですよね~。ふるさと納税の返礼品でもらったりもするw
信州サーモンの塩麹漬け焼き
身がしっとりして美味しい。よくある旅館の朝ご飯の固い鮭じゃないところが素晴らしい~。
マーブルポークと地茸の陶板焼き オリジナル味噌(信州味噌、酒粕、野沢菜の合わせ味噌)夕食に出てきてもいいぐらいな主役的存在感。お肉ももちろん美味しいのですが、お味噌がやみつきの味!
温泉玉子
信州名物 さば竹の味噌汁 長野では根曲がり竹とさばの缶詰でお味噌汁を作るそうです。竹の食感と鯖の出汁と・・しみじみ美味しいです。
白ご飯は皇室献上米 小柳農園 北信州産コシヒカリでした。
フルーツはキウイとパイン
食後にはコーヒーをいただけました。(ほかに選べたかは失念)
信州らしさあふれる朝食!ありきたりのザ旅館の朝食セット、じゃないところが、今ふりかえってみても素晴らしいー♪ 野沢菜おやきや地域ブランドのお魚やお肉、さば竹味噌汁など、郷土色を取り入れてて、出来立て。理想の朝ご飯でした!
海苔や納豆や千切りキャベツとトマト等々を否定するわけではないけど、家で毎日食べてるので、消化試合みたいになりますからね・・
その点さかえやさんの食事は、朝夕ともに、「ザ旅館の食事」にせず、工夫されてますね。公式WEBでもそのように謳われてるし。ごちそうさまでした!
感想・その他
今回は土曜日の二人泊で、スタンダードプラン利用でひとり2万円ぐらいのお会計でした(お酒代・別注料理・入湯税含む)。楽天トラベルでもじゃらんでも、ハイクラスの扱いになっているお宿ですが、お部屋によっては二人泊なら1万円代からプランが出ています。一人泊も受け入れしています(土曜日以外)。気取った感じはなく、むしろアットホームなお宿と思います。
さかえやさんの印象は、とにかくスタッフさんがすばらしい!若い人が多いが皆さんがニコニコしていて、優しいし、組みとってくれる感がすごい。記念日や、お祝いの利用でも信頼してお願いできそうです。うん、さかえやさんなら外さないと思います。
お食事も目で楽しめ、信州らしさも感じられる構成で、出来立てで美味しく、お酒の種類も豊富です。外湯も含め、温泉ざんまいもできますし、またぜひ別の季節に行きたいです。
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【公式】春蘭の宿さかえや – 渋温泉が満喫できる長野県の温泉宿・旅館甲子園連覇達成
地獄谷野猿公苑
チェックアウトしたあとは、地獄谷野猿公苑へ。
駐車場からは野猿公苑までは30分ほどの道のりですが、ほぼ平坦な道でした。普通のスニーカーで大丈夫です。
入場料大人800円です。
多数のお猿さんが入浴中です。
「あ~いい湯だな」
子ザルちゃんがちょこちょこ動き回ってるのが愛らしくていっぱい写真撮ってしまった。。ちなみに人間には興味がないらしい彼ら。その人間スルーっぷりが痛快だったりする。帰りは来た道を戻ります。
黒姫 霧下そば 仁の蔵(にのくら)で昼食
昨日も昼食はお蕎麦だったのですが、今日もお蕎麦です。
ドライブがてら足をのばして、黒姫までやって来ました。
お邪魔したのは信濃町にある霧下そば仁の蔵さんです。
地元信濃町で自家栽培するそば粉100%使用しています。霧下とは標高500〜700mの高原地帯で、昼夜の気温差が大きく朝霧が発生しやすい冷涼な気候のもとで育つ美味しいそばのことのようです。ここ黒姫や、妙高・戸隠・木曽などが主な産地。
大きなテーブル席に、小上がりの座敷など。私たちは壁をむいたカウンター席へ。
冷 ざるそば900円、天ざる1400円
温 かけそば700円 天ぷらそば800円 などなど。
そばだんご350円 ビール(中)550円 ノンアルコールビール300円
日本酒 松尾は 地元信濃町の酒造さんのもの 500円
夫はざるそば 少し分けてもらったら、風味よく好きなゆで加減で美味しかった!
わたしは天ぷらそば(温)。かきあげがボリューミーで満腹。でもそばの味は冷たい方がやはりよくわかりますね。
ごちそうさまでした!
お店の駐車場から撮った雪景色。
このあとは帰路へつきました。
長くなりましたが、最後にオマケとして渋温泉の温泉街で撮影したお気に入りの写真をのせて終わります。
渋温泉から近い湯田中温泉にひとり泊したときの記事もあります。