旅路ノート

歴史と温泉宿が好きな女性会社員の旅日記

西谷温泉 中盛館にひとり泊(2022年)

春の繁忙期をのりきったところで、新潟県長岡市にある温泉にひとりで一泊してきました。

今回お世話になった西谷温泉 中盛館長岡市の越路地域にあるお宿で、リーズナブルな価格なのにお料理がとても美味しく、温泉は肌がつるつるになると評判のお宿です。土日祝も一人泊ができ、口コミも良いので気になっていたのですが、ついに機会を得ることができました。

実際泊まってわかったのは、魚介を中心としたお料理が本当に美味しい! そしてのどかな自然のなかに佇む立地の良さ。鶯のさえずり、蛙の合唱、つくしんぼにおたまじゃくし・・里山風情に心が癒されました。お部屋もWIFIがサクサク利用でき、清潔、快適です。

そんなわけで、中盛館を中心とした1泊2日の旅の記録です。

 

 

越後湯沢駅ムランゴッツォカフェでランチ

新幹線を越後湯沢で下車し、行きたかったお店に再訪します。越後湯沢駅の商業施設、cocolo湯沢内にある「魚沼イタリアン ムランゴッツォカフェ」です。

ちょうど1年前の同じ日に来て以来!

 

そうそう、このランチタイム限定パスタのセットがお目当て♪前菜・パスタ・デザート・ドリンクがついたセットなんです。

今日はA地元採りたてふきのとうのスパゲティジェノベーゼ風、B青菜とあさりとえびのトマトソーススパゲッティのようですね。迷ったのですが、今日はBにしました!

 

前菜です。ポリポリとした食感のたのしい青豆のクリームあえ、お魚はマグロで軽く火が入っていて、ピンクペッパーのきいたソースがめちゃくちゃ美味しいです。
クラッカーに豚肉のリエット、自家製ピクルス。ハーブやスパイス使いがほんとうに上手で感動します。

この前菜で、コストのかかる「新幹線途中下車」を思い切ってしてよかったなぁと納得していました・笑

 

前菜に合わせたく、越後ワインを別注しました♪

 

青菜とあさりとえびのトマトソーススパゲッティ。海老はプリプリ、あさりの出汁が溶けだしたソースにオリーブの香りも良くてこちらも美味しいです。

 

 

デザートは夏みかんソースのケーキ。ほんのり柑橘の酸味のあるソースとコーヒーがよく合います。

大満足のランチでした。お会計は2400円ほど。ごちそうさまでした!

 

長岡戦災資料館へ

越後湯沢駅から新幹線で長岡駅へやってきました。

信越線の発車時刻までは1時間以上時間があるので、駅近くの長岡戦災資料館へ立ち寄ってきました。

長岡といえば花火大会ですが、今回の旅の予習をするまで、空襲で犠牲になられた方々への慰霊と復興の願いが込められていたことを知らずにいました。

資料館では係の方が、アメリカ軍の資料を元に作られたという映像資料を見せてくださいました。日本家屋を燃やすために研究しつくされた焼夷弾、長岡のまちが標的となってしまった経緯などを学ぶことができ、大人のプチ修学旅行でした。

さて時間もちょうどよいので、コンビニで飲み物とお菓子を買い、信越線に乗りこみましょう。

 

西谷温泉 中盛館へ


長岡駅から塚山駅までは信越線で20分ほど。運賃は330円。ワンマン運転です。塚山駅は無人駅なので、運転手さんに切符を渡して下車します。ですので、先頭車両に乗っていたほうが、下車する際に慌てません。

塚山駅ホームに入ってきた信越線です。

 

塚山駅の時刻表です。本数がそんなに多くはないので、要確認。ちなみに15時からチェックインできますが、長岡駅方面から来ると、15時4分に塚山駅に到着するちょうどよい電車があるのが素敵です。

後述しますが、実は塚山駅前には路線バスも通っているため、信越線しか移動手段がないわけではありません。

 

 

下車したのは私を含めて3人でした。

 

駅から宿までは、6分ほど。ゆっくり歩いても10分弱くらいです。

 

 

駅を出たらコンクリートで固められた坂を上がり、

 

宝光院というお寺を左手に見つつ直進していきます。

 

まっすぐ進みます。

 

 

広大な長岡市ですが、こちらは合併前は越路町だったのですね。

 

 

やがて橋が見えてきました。

 

「西谷橋」渡り切ったら右折します。

 

渋海川(しぶみがわ)は十日町市(旧松之山町)から旧小国町及び越路町を流下して長岡市にて信濃川に合流する川のようです。

 

さらにその先の小さい橋を渡ります。もう宿が見えてきました。

 

到着しました!

 

多少のアップダウンはありますが、自然の風景を見ながら向かうことができました。

塚山駅までの送迎も行っているそうです。(要事前連絡)。車の場合は駐車場があり、30台分停められるようです。

 

お部屋・館内の様子

 

今回のお部屋は2階のお部屋の一番奥でした。

 

寿老人の間という角部屋のお部屋です。

 

黒い畳って珍しいですよね。モダンな雰囲気です。とても綺麗にお掃除されています。

一名利用の場合は、【和室6−8畳 バス・トイレ共同】のお部屋になるのですが、二名以上利用の場合はトイレ付の部屋も選択できます。

 

 

あらかじめお布団をしいてくれてあります。枕もとにコンセントがあって、夜スマホ見つつ充電するのに便利でした。

 

敷布団は分厚いというわけではありませんが、2枚重ねてくれてあり、腰骨も痛くなりませんでした。枕は低めのふわふわ系です。

 

空の冷蔵庫とパナソニックのテレビです。BSは映りません。

 

ポッドにお湯が入ってます。お茶はティーバックの緑茶です。お着き菓子は地元岩塚製菓の黒豆せんべいでした。これ美味しいですよね・笑

 

 

タオル類と浴衣、歯ブラシ。ロゴ入りタオルに長谷川邸(豪農の館)と宝徳稲荷(電車からも見えます)って名所が印字されているのってローカル感満載で素敵です!浴衣も白地に赤縞で何気に可愛い♪ くしは見当たらないから家から持ってきた方が良いかな。

 

洗面台はお部屋にあって快適です。ふわふわなタオルをかけてくれています。

 

洗面台の下にタオル干し。

 

エアコンもばっちり完備されています。

 

 

2方向に窓があり、明るいです。

 

周りの民家や低山などが見えます。

静かにしていると鶯ほか多数の鳥たちとか「カカカカ・・」(蛙)とかいろいろな生き物の鳴き声がBGMになり、癒されます。。

 

お手洗いは部屋にはありませんが、お部屋を出てすぐに男女別のお手洗いがありました。女性用は和式2,洋式1(ウォシュレット付き)で、きれいなお手洗いでした。特に混み合うこともなく、お部屋を出てすぐの位置で快適でした。

 

1階には売店コーナーがありました。

 

お米や漬物、お菓子などが売っていました。

 

明るいロビーです。館内にはジャズアレンジのBGMが流れていて良い雰囲気です。

 

朝はこちらで新聞を読みながら、缶コーヒーを飲んでくつろげました。

 

アサヒの自動販売機。ソフトドリンクやアルコールも買えるので安心です。

 

 

玄関にはレトロな調度品と、

 

新潟県中越地震で止まってしまった壁時計が飾られていました。平成16年10月23日のちょうど本震の時間のようです。

 

散歩(夕)

自然のBGMに惹かれ、周辺を散歩してみることにしました。

 

すこし高台へ。田んぼと家々と・・地元の方もお散歩していました。

普段は歩きながらイヤホンで音楽聞いているけど、今日はいろいろな鳥の鳴き声を聞きつつ歩きます。

 

 

高台を登り切ったら宿の方へ戻る道へ・・

 

さっきまで曇ってたけど、晴れてきた・・!

 

 

見慣れない黄色い野鳥を発見!!調べてみるとキセキレイという鳥らしいです。自宅付近にはいないので思わずパチリ。

 

 

濃いピンクが可愛い。

 

自然を感じつつ30分ほど歩いてみました。

自宅付近ではたまにシジュウカラやヤマバトの鳴き声がする程度なので、聞いたことのない鳥のさえずりや川の流れる音、蛙たちの声を聴きつつの散歩はとても楽しかったです!

たまに大自然すぎる温泉宿に行って(山奥の渓谷沿いとか)熊や猪や虫がコワイとか、人いなすぎとか、そうなると「散歩はいいや。」ってなるんですけど、中盛館さんの付近は、ほどよい田園地域で、のんびりと散策できます。冬は雪がすごいところだと思うので、散策って感じじゃないかもしれないですが。

 

温泉へ

さて、散歩から帰り、お風呂へ行ってみたいと思います。

お風呂は1階にあり、男女別に内湯が1つずつ。利用時間は夜は22時まで、朝は6時30分からです。

存在感がすごいこちら。

明治時代に作成された温泉の効能書きです。

 

結びを読むと、明治10年(1874年)に書かれたものなんですね。

WEBなどの記載を読むと切り傷、腰痛、アトピーに効能ありとされており、痔には特効があるとされているみたいです。

 

ちなみにお風呂の効能とは別の話ですが、太平洋戦争中に、中盛館さんでは東京の葛飾区の学童疎開を受け入れていたようで、感謝状も浴室前に掲示されていました。

 

浴室の男女交代はありません。

 

 

 

 

女性脱衣所、大変きれいに清掃されていました。ドライヤーあり。部屋に持って行って利用したい場合はフロントに声をかければ借りられるみたいです。

 

浴室内は窓が大きくて明るく広々しています。泉質は弱アルカリ冷鉱泉で湧出温度は20度程だそう。加温と循環はあるものの、加水はないそうです。塩素の匂いをすこし感じたので消毒有と思います。かけ流しではないけど、適温でやわらかなお湯でした。

ほんと、温度がちょうどよくて◎です。肌もするするさらさらになりました。

 

 

バスアメニティはフタバ化学のシャンプー、コンディショナー、ボディソープ。あとクレンジングもありました!シャワーの温度や水圧もちゃんと調整できて快適です。

 


朝は東側から朝日が入り、ますます明るかったです。夕方・夜・朝といつも適温でした。女性のお客さんが多く泊まっていた日だったので、混んでいそうだったら出直すなどして、ゆったり入れました。



海の幸たっぷりの夕食 


夕食は17時30分、18時、18時30分から選択可能でした。準備ができるとお部屋に電話で知らせてくれたあと、仲居さんが迎えに来てくれます。私は18時からにしてもらいました。

泊まっている部屋と同じ2階の個室へ案内してもらいました。

個室でゆっくりいただけるのですね!ありがとうございます。

 

ではではさっそくドリンクのメニューをチェック。

おすすめの日本酒、4合瓶。白瀧酒造、新潟銘醸、青木酒造。

 

おすすめの日本酒(裏面)。こちらは1合。魚沼酒造、青木酒造、朝日酒造、八海醸造

 

 

ビール、日本酒、焼酎、ウィスキー、ソフトドリンク。仲居さんに地元のお酒をとお尋ねしたら、朝日山の生酒を教えてくれたので、「じゃあ、そちらで!」。

 

長岡市の朝日酒造さんの特別本醸造 朝日山 生酒です。搾ってから加熱処理を一切行っていない本生酒。すぐ持ってきてくださいました。

 

コースターの絵柄にもなってました・笑。かわいい♪

 

 

クリアで優しい甘味があって美味しいです!自分のメモ(夜に酔いつつ書いた)に「清楚な学級委員のような」とありました。清楚なのに主張もあるということみたいです・笑

 

お品書きはないので、料理名は記憶・記録と、一部私のイメージになります。

今回予約したプランは、「【1泊2食】【絶品グルメ満喫】料理長お任せコース!魚介類や蒲原牛を存分に味わおう!」というプランです。基本プランよりワンランク上のプランに当たると思われます。

まずは、もずくです。

 

市販のもずくより長くて、とってもシャキシャキ。酸味が強くなく、食べやすいです。

 

お漬物はたくあんときゅうり。

 

お刺身は5点盛りです。

 

 

少しレイアウトを変えて・・マグロ、ホタテ、炙りの白身、サーモン、(たぶん)ぶり。新鮮でけっこう厚切り !炙りの白身のお刺身も変化球で超美味しい。

ホームページによれば、同じ長岡市内には寺泊港があって、毎日市場へ行き、その日に水揚げされた新鮮な魚介をセリで仕入れているんだそうです。だからお刺身もプリプリなんですね。

 

次々と出来立てのお料理が運ばれてきます。のんびりしていると追っつかない・笑

続いてもお魚です。

メバルの煮付けが細いたけのこと青菜と一緒に華やかなお皿に盛りつけられて。

 

 

しょっぱすぎず甘めの煮汁ですごくおいしいです!身離れもよく、食べやすいですね。お酒にも合います。

 

 

熱々で登場したホタテのゆず味噌焼き。出来立てすぎて湯気でカメラが曇ってうまく撮れなかったほど。

 

貝柱に苦戦しましたが、柚子みそとの相性もばっちりでひたすら美味しかったです。

 

イカとアサリのマヨサラダと一緒にいただきます 。これもまたプリプリ食感がたまりません。

 

続いては洋風の一品。

アジとトマトとキノコのオーブン焼きです。こちらも熱々♪

 

中にはしめじとトマトとアジ。アジは骨が一切なく、お出汁までとっても美味しく飲み干してしまいました。 洋風もいいですね!

 

そしてお次は・・

 

 

のどぐろの塩焼きです。のどぐろキター!脂がのっています。身がいっぱい付いていて、食べると中央の骨がほんの残っただけになりました。塩加減も絶妙です。

 

同じ器には、お麩を酒粕?で和えたもの、お肉の燻製ジャーキー、フルーツ3種(いちご、オレンジ、パイナップル)

 

続いて揚げたての天ぷら。 定番の海老、季節の山菜のふきのとう、変わり種で海老しんじょとホタルイカです。ホタルイカの天ぷらって初めてです!ゆでたホタルイカってさらに加熱すると肝がまた美味しくて、天ぷらにしても美味しいんですね!

 

揚げ方が上手すぎて、しばらくしても、サクサクでした。

 

岩塩と一緒にいただきます。 この岩塩、お肉にも転用しよう♪

 

白く光るコシヒカリが来ました!見るからにモッチモチ。

 

 

蒲原牛の陶板焼き。蒲原牛とは阿賀野市にある五頭山麓と阿賀野川に育まれた豊かな自然の中で育てられた牛肉だそうです。ズッキーニ、玉ねぎ、もやし、しめじ、人参と、お野菜もたっぷり。

 

 

食事開始直後に着火してもらっており、中盤には焼きあがっていましたが、コシヒカリが来るまで取っておいたんですよ!お肉にタレをからめたり、岩塩をつけて、ごはんに乗せて食べたいので♪ お肉は厚みはないものの、脂っこくなく、美味しいお肉でした!

 

甘海老の味噌汁です。出汁がしみわたりますねぇ。海老みそまでしっかりいただきました!

 

デザートは白玉ぜんざい。フルーツがついてたのに、白玉ぜんざいまでいただけるなんて。もう大満足です!ごちそうさまでした!

 

ふだん、宿では夜は動画やテレビを観たり、漫画を読んだりしているのですが、夜になりますます田んぼの蛙たちも合唱が大きくなり、その音を楽しもうとテレビも電気も消し、目をつぶって耳をすませていました。(酔っぱらって寝ていただけという説もありますが。)やがてお風呂のクローズの22時前にもういちど温泉に浸かってから寝ました。

 

散歩(朝)

 

朝6時過ぎに自然の光で目が覚めました。天気も良いので、朝散歩へ出かけたいと思います。

 

宿のお隣に出ていた看板。お宿の公式WEBの記載によれば、6月中旬から7月中旬に鑑賞できるようで、チェックインのときにリクエストすると、夕食後に鑑賞スポットに送迎してくれるそうです。素敵!

 

田んぼの水たまりにオタマジャクシがたくさん泳いでいました。

 

こちらにも「ほたるの里」と表示があります。

 

遠くの山に霧がたちこめているようです。

 

 

 

写真中央のベージュ色の建物が中盛館さんです。

 

 

ちょっと高台へ上ってみました。 散歩中に 地域の方と何人かとお会いしたのですが、みなさん間髪いれず挨拶をしてくれて、ほっこりした気分になりました。

 

若宮神社という神社まで来ました。

歩いている途中、やや遠くに発砲音らしき音を耳にしました。山のほうをへ目をやると鳥たちが数羽、高いところを早い羽ばたきで飛び去っていきました。その後一発、さらにもう一発。もしかしたら猟師さんが何か獲物を狙っていたのでしょうか。

 

そんなことを思いながら。さて、そろそろ宿に戻りましょう。

 

朝食

 

朝食は7時30分または8時から選択できました。今回は7時30分にしていました。準備ができると部屋に電話で「1階の会場へどうぞ」と知らせてくれます。

夕食は魚介中心で胃もたれゼロだし、散歩もしてお腹すいたし。よーし食べるぞ!

 

朝食会場は1階の食事処です。

 

 

大広間?宴会場?のスペースにダイニングテーブルと椅子というスタイルです。

 

 

私の席は手前の席です。

 

お茶はセルフでいただけます。

 

全体像です。

 

冷ややっこ

 

ハムサラダ

 

ぷるぷるの温泉玉子

 

ご飯の友たちは、もずく、たらこ、高野豆腐とお麩の煮物

 

後ろに隠れているのはふき味噌でした。ほろ苦さがたまりません。

 

ひじき煮・納豆

 

メインはお魚。さば?の照り焼き?は見た目よりふっくらとしてて美味しかったです。ミニサイズがちょうどいいヨーグルト。

 

ワカメとシジミのお味噌汁、焼きのり、白ご飯。

昨日の甘海老の頭のお味噌汁も美味しかったけど、シジミも美味しいですね。健康にもいいし・笑。そして白ご飯もやっぱり美味しい。ほぼ完食しました。

朝食会場にはTVがついててNHKニュースで情報を仕入れながらいただくことができました。朝ご飯も白ご飯に合うおかずが満載でとても美味しかったです。ごちそうさまでした!!

 

今回利用するタイミングを逃してしまいましたが、淹れたてのコーヒーも注文できるみたいです♪

 

朝ご飯のあとは、もういちど温泉につかって、その後チエックアウトしました。

 

感想・その他

今回は「【1泊2食】【絶品グルメ満喫】料理長お任せコース!魚介類や蒲原牛を存分に味わおう!」という基本プランよりワンランク上のプランで、土曜日に一人泊しました。お酒代・入湯税込みで12600円ほどでした。

リーズナブルな価格帯なのに、お料理ができたて熱々で、お魚もお肉もコシヒカリもめっちゃ美味しいし、しかも個室でいただける、お部屋はWIFIサクサクで快適でした。

フロントはおそらく若旦那さん?。ハキハキと感じのよい方で、また地元のおばちゃんたちが従業員さんとして働いてらっしゃいますが、みなさん明るくて快活で気持ちがよい接客でした。温泉はかけ流しとこだわる方、ひとり泊でも共同トイレはつらいという方はあれかもしれませんが、そうでなければとてもくつろげるお宿だと思います。休前日もひとりで泊まれるのもありがたいです。

そして宿の周辺ののんびりした自然が素敵なところです。ちょうどよい里山といった雰囲気で、とても癒されました。またぜひ伺います!お世話になりました!!

 

西谷温泉 中盛館

錦鯉の里へ行く

今日は小千谷市にある「錦鯉の里」に行ってみたいと思います。旦那さん(?)のお話では宿から車で20分位とのことですが、今日はバスと電車で遠回りして向かいます。

 

信越線の長岡方面行きは8時52分のあと10時54分までないようです。なので塚山駅前9時24分発の長岡駅行きのバスを利用します。


途中の見どころ?は

 

岩塚製菓。大きな工場です。お宿のお着き菓子のおせんべいも岩塚製菓さんのでした。

 

 

「岩田こいのぼり」地域の有志の方が子供さんたちの健やかな成長を願ってあげているそうです。この日が初日だったようで、車窓からも見ることができました。

 

寳德山稲荷大社。こちらが中盛館さんのタオルに印字されている「宝徳稲荷」ですね!田園地帯に朱のお社が映えて、とても立派なことが遠目からも分かります。

 

写真は撮れませんでしたが、道中、遠くに越後三山が見えました。

 

そうして、駅に近づくと長岡のシンボルという、長生橋を渡ります。

 

約40分ほどで長岡駅に到着です。塚山駅から長岡駅前まで440円でした。続いて10時34分発の上越線に乗り、小千谷駅を目指します。

 

小千谷駅に着きました。

 

 

駅前のアーケードの通りを進み、「小千谷駅角」というバス停からバスに乗る予定だったのですが。

 

あれ?調べてきたはずのバスがない?接続のよいバスがあったような気がしたのだけど。時刻表の上に無情にもテキストボックスが貼りついていてよくわからず。小千谷駅の駅員さんに聞いたところ、バス案内所を教えてくれたのですが如何せんちょっと遠い。。うーむ。

 

 

バス旅の田川さんになった気分ですが、このあとの行程も考え、タクシーで行きましょう。ちょうど私のために一台待ってくれているではないですか・笑 

 

小千谷駅から錦鯉の里までタクシーで900円でした。

運転手のおじさんに帰りのバス停の場所を教えてもらってから、錦鯉の里へ入場します。

 

 

食用の鯉から突然変異したのがルーツという錦鯉。

 

 

餌やりもできるのでファミリー連れでにぎわっていました。

海外でも錦鯉は人気ですが、室内で流れていた資料映像で錦鯉が空輸されていく様子が紹介されていました。すごく手際が良く丁寧にパッキングされ、愛好家たちのところへ生きたまま飛んでいくのだなぁと興味深かったです。

 

このあとは「小千谷本町中央」のバス停から12時24分発のバスで長岡駅に戻ります。

越後長岡 小嶋屋 CoCoLo長岡店でランチ

長岡駅にバスで戻りました。まだ新幹線の時間までは結構余裕あり。ちょっと寄り道しました。

隈研吾氏の設計のシティホールプラザ「アオーレ長岡」です。

 

 

こちらに長岡花火が3D映像で体感できるシアターがあります。無料で鑑賞できました。ひとりでシアターを貸切状態にしてしまった!ありがとうございます。

 

その後は越後長岡 小嶋屋 cocolo長岡店へ。日曜日の14時ということで、ランチ時のピークタイムも過ぎたのか、テーブル席に通してもらえました。

けっこう歩き回ったので・・グラスビールです。おつまみには季節限定メニューの長芋の唐揚げを。

 

 

後から昨年来はまっているへぎそばをお願いしました。今日は「天へぎ」です♪

 

 

海老とキスと野菜の天ぷら。あつあつで衣が薄めのサクサクです。

 

「謙信バージンビート生」・・ハイスペック謙信・・名前に惹かれてつい注文してしまった!糸魚川池田屋酒造さんのお酒です。

 

日本酒度-7ということでかなり甘いのに、くどくなくてめっちゃ美味しい。少し酸味ももあってとっても好みでした。旅の最後に美味しいお酒に出会えて至福のひとときでした。お会計は3600円ほど。JREポイント投入でお得に食事できちゃいました。

 

さぁそろそろ新幹線に乗り込みます。帰りは長岡~大宮間で「お先にトクだ値」にありつけたので、ラッキーでした。

 

次回までの宿題・・・今回の長岡の旅では「河井継之助の生涯を知る旅」を裏テーマにするはずで、司馬遼太郎の「峠」3巻組も買ってあったのですが、残業ばかりだったゆえに1巻の途中までしか読めない状態で長岡入りしてしまいました。

早く読破して、次回は「河井継之助記念館」(現在、予約制で営業)にも訪れてみたいです。

ちなみに「峠」ですが、もうすぐ映画も公開されますよ。役所広司さん主演です。

あと、山本五十六の映画(こちらも役所広司さん主演・笑)をみて「山本五十六記念館」も行ってみたいですね。

 

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