旅路ノート

歴史と温泉宿が好きな女性会社員の旅日記

赤倉温泉 ほてる千家に一人泊(2022年)

2022年のゴールデンウィークが過ぎたころ、ひとりで新潟県妙高高原赤倉温泉にあるほてる千家さんに宿泊してきました。

お湯よし、料理よし、コスパよしで、数々の温泉ブログで紹介されており、以前から気になっていたお宿です。

今回、直前予約だったのにも関わらず、品数たくさんの美味しいご飯が登場し感動ものでした!前後の行程プラスご飯の写真多めで記録します。

 

 

純水煮干し中華そば 幻庵で昼食

 

行きは、長野駅で途中下車。昼食をとりたいと思います。

今日のお供は「週末パス」。利用は土休日に限定されますが、JR東の普通/快速電車が二日間乗り放題になります。JR東日本の新幹線の割引「お先にトクだ値」にありつけなかったら、こちらの切符を検討するのが私のパターン。これから乗車する「北しなの線」にもこれで乗れちゃいます。

 

さて、長野駅から5~6分ほどてくてく歩き、昼食に向かったのは「純水煮干し中華そば 幻庵」さん。

中華そば 780円をいただきました。煮干しの香りが良く、チャーシューも美味しかった!ごちそうさまです!

長野に来たのに、ラーメン?蕎麦じゃなくて?

えぇ、善光寺御開帳のタイミングで、「アド街ック天国」で長野の特集が放送されていて、「信州ラーメン」が人気、みたいなコーナーでこちらのお店も紹介されていたんですよね。(ミーハーです)

 

 

さて、長野駅から北しなの線に乗車。目指すは終点の妙高高原駅です。

 

北しなの線妙高高原駅」13時43分到着です。

 

13時50分の赤倉行きのバスに乗り込みました。

乗客はわたし一人でした。運転手さんに、終点の足湯まで行きたいですと告げると、「あぁ~でもね、今足湯は壊れてるよ」とのこと。冬の雪で倒壊してしまったそうです。

 

結局、終点足湯まで行って、なんとなく周辺をぶらぶらとしました。

 

 

大学時代にスノボに来て以来の赤倉温泉です。(才能ゼロでしたが・・)

当時もこの看板の前でみんなで写真撮ったな~。

 

 

寝ころびながら足湯につかることができるところがありました。

 

 

大パノラマを楽しみつつ足湯に入れます!

 

 

手湯もありました。

 

ただ、足湯はカップルさんが占拠しており、手湯は熱心なファンがひたすら手湯ってたので、自分は岡倉天心終焉の地看板の足元のコンクリートに座ってチェックイン時間を待ちました(笑)

ちなみに赤倉温泉街周辺はあまり時間をつぶせるところがなかったです。シーズンによるのかしら。。

 

チェックイン・お部屋

 

さて、商店で買い物だけしたら、15時になったので、チエックインします。

チェックイン時間がじゃらんだと15時、楽天トラベルだと16時になっているんですよね。早目に宿に着く予定だったので、今回はじゃらんから予約しました。

 

今回のお部屋は2階の205のお部屋。2間つづきぽくなっている角部屋で12畳ほどあるようで広々としています。畳がぴかぴかで、室内はすみずみまできれいにされています。

 

 

あらかじめお布団も敷いてくれてあります。

 

お茶セットと、お着き菓子は温泉まんじゅう

 

ポットは保温機能があるタイプです。

 

テレビ・消毒セット・タオル掛けあります。

 

浴衣と、浴用タオル、バスタオル、歯ブラシ。アイボリー地に紫の花模様ですてきな浴衣です。

 

布団は敷布団2枚でありがたいです。

 

 

エアコンもばっちりあります。

 

共用の洗面所と冷蔵庫。冷蔵庫はチェックイン時にコンセントが抜けていたたので、勝手にさして借りました。チェックアウト時にはちゃんと抜いときました・笑 冷えは良かったです。

共用お手洗いの写真は撮っていませんが、女性用においては洋式が2ブースありました。狭めでしたが、きれいで問題なしでした。

 

館内に自動販売機があり、ビールやソフトドリンクも購入可能です。

 

廊下に平山郁夫先生の「シルクロードを行くキャラバン」が飾ってありました。

調べてみると、先生は赤倉温泉に何度も訪れ、岡倉天心の抱いた赤倉温泉を「東洋のバルビゾン」にしようという構想を受け継ぎ、世界芸術文化交流を展開させることを目指されていたようです。

平山先生の絵画が好きで、北杜市の「平山郁夫シルクロード美術館」にも何度か訪れているのですが、赤倉温泉が先生とゆかりのある温泉地であると知り、なんだか嬉しかったです。

 

温泉

 

さて、早速温泉に入ります!

 

脱衣所です。ドライヤーもこちらにあります。

 

 

 

妙高山の北地獄谷から流れてきたかけ流しの温泉♪加温・加水・循環・消毒なしの100点天然温泉ですね!

 

グリーンがかって見えますね・・きれいな色だなぁ・・

 

洗い場は6つほどありました。常に窓が開いているので浴室内がカラリとしており、良かったです。リンスインシャンプーと、ボディソープが備え付けられています。

 

体を洗っていざ浴槽へ。

 

はぁぁー。いいお湯ですね・・ちょっと熱めで気持ちがいいです。

源泉は日本百名山の「妙高山」から引湯していて、「源泉温度、源泉からの距離、適度な勾配により、各施設の浴槽に満たされるともっとも気持ちのよいと言われる42℃前後になるのです。」だそうです。泉質は硫酸塩・炭酸水素塩。

 

滞在中5回くらい入りました! 肌がするさらになりましたよ♪

 

 

お風呂あがりに、先ほど商店で購入したビールをいただきました。5月初旬で、エアコンをつけなくても窓から高原のさわやかな風が入ってきて、すごく心地よかったです。

 

夕食

さて、18時になると電話で夕食の支度ができたと知らせてくれます。

1階へ降りると、若女将さんが食事処まで案内してくれました。


広々としたダイニングテーブル♪椅子席です。あらかじめお茶・お水・ご飯もセットしてくれてあります。その都度お願いしなくていいから便利!

 

料理のプランはスタンダードプランと、ひとつ上のまんぷくプランがあり、今日予約していたプランは、まんぷくプランです。

「地元妙高山で採れた季節の高原野菜・山菜、日本海でとれた旬の魚介類、妙高産のコシヒカリを使った田舎のお料理です。」と案内されています。わくわく。

 

最初のセッティング。おおお~品数がすでにすごいです!

 

とりあえずドリンクは・・・

 

冷酒「鮎正宗」をお願いしました。なんとさわやかなボトルでしょう。

 

飲みやすくて美味しいお酒ですね~。

 

献立はないので、メニュー名は想像です。

前菜です。白和え、鮭のマリネ、煮豆、笹寿司

笹寿司上越地域の郷土料理で、クマ笹の上に酢飯をのせて具材や薬味を盛りつけたものだそう。

 

お刺身は4点盛り。鮪が2種、鮭と海老でした。どれも厚切りでボリューム感ありなのが嬉しいですね。

 

こごみの白和えと、見た目にも美しい煮物。

 

ぷりっぷりのばい貝。美味しすぎました。

 

もずくときゅうりの酢の物、まるまるとしたボイルホタルイカホタルイカめっちゃ好き!

 

山菜と海老と野菜の天ぷら。山菜料理のトップオブトップは天ぷらですよね。からりと揚がっていて美味しいし、自分では天ぷらしないからほんとごちそうです。

 

卓上コンロで焼き熱々のプリプリほたてバター焼きです。

なんで貝はこんな美味しいんだろう。そして日本酒に合いますね。

 

お肉と野菜も卓上コンロで

 

焼けました。タレを絡めてご飯と一緒に食べて至福です。

 

途中で焼き立てののどぐろの塩焼きが!!身がほろりとして脂がのってて最高です。ほんと、直前に予約したのに、ありがたやです。

 

お吸い物は舞茸でした。白ご飯も美味しく、まんぷくです。

ちょうど1時間ほどで、食事終了。

ごちそうさまでした!!山菜も海の幸も満喫できて大満足です!!

 

 

夜は長野駅ビルで買ったおやきと、飲み切れなかった鮎正宗をお部屋で飲んでのんびりしました。

余談ですがおやきが好きで、ふるさと納税でもたまにもらいます。

MIDORI長野でおやきが買えるのは、「小川の庄」「いろは堂」「西澤餅屋」とあるのですが、西澤餅屋で買いました。(一番お手頃価格だから)

朝食

 

朝食は7時30分からでした。時間選べたかな・・忘れた。

支度ができると電話をくれたような気がします。

食事処はこんな感じだったのですね~昨日は暗かったからよくわからなかったけれど。

テーブルごとにスクリーンで仕切れるようになっているみたいですね。

 

わあ、朝食も品数たくさんです!

 

蒸し野菜とウインナー。そうそう、こういうのがいいんですよねぇ。

 

納豆とイカのお刺身。納豆を混ぜてくれてある宿は優しい宿です。

 

定番のひじき煮

 

メインは塩鮭でした。お漬物もたっぷり。

 

山菜のおひたしは・・みずですかね?無知ですみません。目玉焼きは便利なホイルカップ方式。

 

一番テンションがあがったのが、こちらのたけのこ汁です!北信越地域でおなじみのサバ缶入り。

 

卓上コンロで熱々に。サバ缶からもコクと出汁が出て、本当に美味しいですね。WEBの記載によれば、地元の越後味噌を使用しているようです。

昨日の笹寿司もそうでしたが、その土地ならではのご当地メニューがいただけて嬉しいです!!

 

 

お米は妙高産のコシヒカリ。朝からご飯もモリモリいただきました!

 

 

デザートはフルーツです。

朝食も美味しかった!ごちそうさまでした♪ もう一度温泉に浸かって、チェックアウトしました。

 

感想・その他

お湯よし、ご飯は美味しく、コスパよし◎いろいろなブログで拝見していたとおりのお宿でした。今回は確か3日前くらい?に予約をしていたのですが、間際の予約にも関わらず、ご馳走でもてなしてくださり(しかも私一人で恐縮です(^^ゞ)感謝しかありません!

 

宿の女将さん、若女将さんもお優しくて、お世話になりました!

宿泊代は11000円+お酒代+入湯税でした。また別の時季にもお邪魔させてください。

 

ほてる千家

 

いもり池で水芭蕉を見る

チェックアウト後は、妙高市営バスでいもり池の「妙高高原ビジターセンター」へ。

受付でリュックを預かってもらい、いもり池を散策しました。

 

一周500mのいもり池。気候もよく2~3周ぐるぐる歩いてしまいました・笑

 

いもり池は10万株の水芭蕉が群生しており、例年4月下旬~5月上旬に見ごろを迎えるそうです。

 

 

今回訪れたのは、5月の連休明けの週末ということで、見ごろはやや終盤に差し掛かっていましたが、まだまだ咲いている水芭蕉と出会えることができました。

 

妙高高原ビジターセンターは令和4年4月にオープンしたての大変きれいな施設です。カフェやミュージアムショップも併設されています。ラウンジもとてもおしゃれでした。暖炉のあるラウンジは流行りなのかな?

 

妙高山といもり池をのんびり眺めながら、コーヒーをいただき、持参した本を読んで過ごしました。

 

長野駅構内 そば処みよ田で昼食

 

さて、バスで妙高高原駅へ向かい、遅めの昼食は長野駅構内のそば処みよ田でいただきました。

14時ごろだったので、混雑もなく、ひとりでしたがテーブル席に通してくださいました。

日本酒一合とお通し。銘柄は忘れてしまった・・

 

もつ煮 うーむこちらは、もうすこし下処理がちゃんとしてあるほうが良いかなと・・めずらしく辛口評価

 

 

天ぷらとお蕎麦

 

つるつるとのど越しの良いお蕎麦に、さくっと揚がった天ぷら、美味しかったです!

お会計はしめて2800円ほど。ごちそうさまでした!

 

このあとは新幹線で家路につき、18時には帰宅。宿+軽く自然を楽しむ、だけ。そんなコンパクト週末旅でしたが土日だとこれぐらいの行程が疲れなくて良いのかも。リフレッシュできました。

 

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