篠島「あつ美やマリンパークホテル」宿泊記(2016年~18年冬)
新年あけましておめでとうございます!
令和元年の夏に始めたこのブログですが、まだ20記事もいってないですね。おそっ笑。
細く長く更新していきたいと思いますので、お付き合いいただけたら嬉しく思います。
今年も皆さんの旅が安全で、楽しいものとなりますように。
さて、こちらは昨年撮影した、愛知県 南知多町 篠島「あつ美やマリンパークホテル」にて朝日を臨んだ1枚です。
というわけで、新年1回目の更新は、冬の旅のお話です。
毎年冬に、愛知県知多半島の先端に浮かぶ、篠島のお気に入りの宿「あつ美やマリンパークホテル」に夫と宿泊しています。(今年は行けていませんが・・)
そもそも愛知県に離島なんてあったの・・?
私も泊まりに行く前まで、まったく知りませんでした。
三河湾に浮かぶ南知多町の「篠島」・「日間賀島」、西尾市の「佐久島」は愛知三島と呼ばれていて、海鮮グルメやアートが楽しめるんです(佐久島は航路が異なるので未訪なんですけどね・・)
そんなわけで今回は、篠島のホテル「あつ美やマリンパークホテル」の宿泊の記録です。食事が美味しくて、景色がすばらしく、比較的リーズナブルに泊まれるお宿です。お料理の写真ばっかりになりそうですが、早速紹介していきますね。
ホテルまでのアクセス
「あつ美やマリンパークホテル」までの交通についてお伝えするには、まず篠島への入り方をお伝えしないといけないですね。3通りの航路があります。
1 名鉄河和駅ー河和港ー日間賀島経由-篠島
電車で来る場合にはこちらが便利です。
名古屋から名鉄線で河和駅まで、無料の送迎バスで(徒歩でも近いです)河和港に出て、高速船に乗船します。
日間賀島を経由したのち、篠島へ到着します。乗船時間は30分くらい。日間賀島で観光したあと、篠島に入ることもできます。私たちは毎年電車で来るので、基本こちらの航路を使っています。
2 師崎港ー篠島
南知多道路豊丘ICから車の場合はこちらが便利。乗船時間は約10分と最も短くなります。
電車・バス派の方はあくまで1の航路が便利。師崎港ー河和駅間、師崎港ー内海駅間の路線バスがありますので、車じゃなくても利用は可能ですが、立ち寄り目的地がない場合はメリットが少ないかと。一度師崎港ー河和駅のバスに乗ったことがありますが、運転手さんがサービス精神旺盛な方で、道中スポット解説をしてくださった思い出があります。
3 伊良湖ー篠島
伊良湖港からも高速船があります。本数は少なめです。
昨年は変化球ルートにしようと、豊橋駅から路線バスを乗り継ぎ、渥美半島の広大なキャベツ畑を眺めながら伊良湖港へ。道の駅伊良湖クリスタルポルトで大あさりをいただいてから、篠島入りしました。
篠島港の「島の駅 SHINOJIMA」ではお土産も購入できますよ。
篠島港から「あつ美やマリンパークホテル」まで
篠島港についたら宿に電話すると迎えに来てもらえます。
徒歩でも10分かかりません。
チェックイン
お部屋は12畳の和室で、部屋にトイレ付、冷蔵庫・テレビ・基本的なアメニティ完備です。和洋室もあるみたいですが、私たちは和室にしか泊まったことがないです。wifiはロビーと食事処で使用可能とのこと。
可愛らしいお花を活けてくださっていますね♪
お部屋からは目の前の三河湾、海の向こうの渥美半島の美しい景色を楽しむことができます。
正面から朝日が昇ってきます。
たまに漁船も通ります。
全室海側なので、こんな感じの景色がどのお部屋からも楽しめます。
お風呂
4階に展望風呂があります。温泉ではないのですが、浴槽も大きく、のびのび入れます。天然あらめを使用した海藻風呂もありますよ。お風呂の写真は撮っていなかったので、楽天トラベルの画像をお借りします。
とらふぐフルコースに蛸もあわびも!の夕ご飯
さて、ここからは篠島の海の味覚がふんだんに使われた夕ご飯についてです。いつもとらふぐのフルコースにさらに蛸の丸茹でとあわびもいただけるプランにしています。
まずは島の名物「蛸の丸茹で」です。
キッチンばさみでカットしていただきます。噛むたび旨みがジワー♪
あわびは、踊り焼きかお造りを選択可能です。いつも踊り焼きを選びます。
バターのコクとアワビが最高です!
前菜はこんな感じ。茶色の煮凝りはコラーゲンたっぷりだそうです!奥はてっぴ(皮)のナムル風和え物。いろいろな味付けで楽しめます♪
ふぐのお刺身「てっさ」です。薬味とポン酢でいただきます。
無限に食べられそうなあっさりした美味しさです!!
ピンボケしていますが、身皮湯引きは甘い黒味噌でもいただけます。食感も楽しい♪
ふぐの白子焼きです!柑橘を絞って一緒にいただきます。
衝撃の美味しさ。クリーミーでふわーっとした感動が広がります!
揚げたてで登場するふぐの唐揚げ。
からあげといえば鶏肉、の思い込みを捨てました。。しっとりしたふぐの身とからっとした衣、こちらも衝撃の美味しさです。
ふぐ飯の餡かけです。
やさしい餡に、こんがりした味付きのふぐ飯がをからめて・・これ、大好きです!!
終盤にはふぐ鍋(てっちり)です。いつも食べるのに夢中で、煮えた写真が1枚もありませんでした・笑
あっさりしてて、でも深い出汁が効いてて、ほんとに美味しいです・・
さらにその鍋を回収して、雑炊にしてくださいます。
出汁が染みわたった雑炊、最高です。
このあとデザートがあります。(写真なし)
さらに、ふぐのヒレ酒をいただいた年もありました。香りがすばらしく、至福の美味しさでした・・。
テンション高めに紹介した夕ご飯でした。
食事のプランは名物のシラスが中心のプランや海鮮のおまかせプランなど、バリエーションがあります。公式ホームページによれば、一品料理の追加や調理方法の相談なども可能なようです!季節によって旬の食材を楽しめますね。
朝ごはん
朝食は食事処でいただきます。
こちらのお宿の食事処は「ちりめん亭」というように、看板食材のしらすが朝食に登場しました。その左は揚げた鯛甘酢漬けかと。写真がありませんが、アジの干物、お味噌汁、ご飯をほかほかでいただけます♪
夕飯も朝ご飯もお腹いっぱい・・。ごちそうさまでした。これまでふぐなんて高級食材をいただく機会がなかったですから、この美味しさとの出会いに感謝って思います♪
感想など
年末年始のハイシーズンで宿泊代は1人税抜き16,000円ほどでした(プランによって異なります)楽天トラベルやじゃらん、宿公式ホームページから予約可能です。休前日の料金アップはないみたいなんです。ありがたいですね。
ちなみにひとり泊のプランは出てないようです。
ご家族で経営されているのかな?いわゆる「ホテル」というよりこじんまりとした料理旅館といった趣きに思います。生シラスや夏のハモも気になります・・!
篠島は伊勢神宮とのゆかりも深く、おんべ鯛奉納祭などのイベントなどもあるんですよね。夏は海水浴も。
隣の日間賀島より静かな感じもしますが、それが逆に良かったり。
今年はいつ行けるかな。
お宿のホームページや予約サイトも確認されてみてくださいね。
おまけ。「写ルンです」@篠島
篠島は郷愁誘う風景も魅力です。「写ルンです」で篠島の雰囲気を撮ってみました。
朝のほうがはっきり撮影できました。