小浜温泉「浜観ホテル」にひとり泊(2019年9月)
2019年9月某日、3泊4日の長崎旅行の最終日に小浜温泉の「浜観ホテル」に宿泊しました。前日は雲仙温泉の「福田屋」に宿泊し、島原市内・南島原を路線バスで周遊したのち、夕方、ここ小浜温泉に到着しました。
前日の「福田屋」の宿泊の記録はこちらです。
tabijinote.hatenablog.com
小浜温泉
小浜(おばま)温泉は長崎県雲仙岳のふもと、橘湾に面する海辺の温泉地で夕日がきれいなことでも有名です。源泉温度は105℃と日本一の熱量を誇っています。大通りに面して温泉宿が立ち並び、人通りもあり、にぎやかな温泉街です。地熱効果で、街路樹にはジャカランダが育っています。
今回訪れたのは土曜日ということもあり、ネット検索ではひとり泊できる宿が少なかったのですが、「浜観ホテル」はシングルルームもあり、一人でも休前日に泊まることができました。写真は少ないですが、紹介したいと思います。
チェックイン
浜観ホテルの外観はこんな感じです。少々年季の入った建物であることが分かります。
チェックイン時に宿泊代の前払いを済ませます。温泉街らしく、「ウェルカム玉子」(温泉で熱したゆで玉子)とロビーの冷蔵庫から好きなドリンク1本のサービスがありました。
お部屋はビジネスホテル仕様です。
冷蔵庫あり、Wi-Fi良好、空調良好、禁煙、トイレ付。山側のお部屋です。気づいた点を強いて言うなら照明を全灯にしても少々暗いかなという程度。建物は古いですが、室内はそんなに古い感じはしませんね。どうやら2014年にリニューアルしたみたいです。
夕食は外でいただくことにしているので、夜の温泉街へ出かけることにしました。
夕食「海鮮市場 蒸し釜や」
温泉街のメイン通りを南下し、「海鮮市場 蒸し窯や」へやって来ました。こちらのお店は、自分で好きな食材を選んで、会計をしたあと、外の釜に持っていき、係の方に渡すと、小浜温泉の源泉の熱い蒸気で蒸しあげてくれるシステムです。一人でしかも初めてだったので、勝手がよくわからなかったのですが、係のお兄さんが親切に対応してくださいました。
タイマーが鳴りました!外の釜へ行き、お兄さんから食材を受け取ります。こちらは豚肉とのせいろ蒸し。旅先で不足しがちな野菜を補給しましょうか。ポン酢などはセルフコーナーに置いてあります。
はまぐり(ホンビノス貝とのこと)
ミニちまき
実は小浜ちゃんぽんを食べようと目当てにしていた食堂が休みで、こちらに来たという経緯はあったものの、熱量豊富な小浜ならではの温泉グルメをいただくことができました。お酒のメニューもありますよ。お代は蒸し釜使用料込みで1200円ぐらい。宴会のグループやファミリーなどで賑わっていたものの、お店のフロアが広いので一人でもそんなに目立たないような気がしました。ごちそうさまでした!
大浴場
さてホテルに戻ってきました。大浴場に行ってみたいと思います。
こちらのホテルのお風呂は昭和の面影を色濃く残す、「大」浴場。本当に広かったです。昼間なら目の前の海を見ながら入浴できます。そして昭和レトロファンにはたまらないであろう鄙びた雰囲気が独特の世界観を醸し出していました。換気が追い付かないのか、浴室内の熱気がものすごく、撮影は困難でした。
楽天トラベルから画像を一枚お借りすると全容が分かります。
こんなに大きいお風呂なのに、加水はありつつも源泉がかけ流されているというから驚きです。室内の熱気がすごいため長居できないのは難点ですが、メイン浴槽のお湯は、フレッシュさを感じる適温のいいお湯で、オーバーフローしていました。泉質はナトリウム-塩化物泉だったはずです。肌がすべらかになった気がします。
女性用の浴室にロクシタンのシャンプー類もありました。好きな方には嬉しいですね!アイスの無料サービスもありました。
脱衣所は広く綺麗で、風量充分なドライヤーもあり快適です。土曜の20時代ですが、運よく「独泉」させてもらえました。
部屋に戻り、近くのローソンで購入した缶チューハイとおつまみを食べて少しのんびりして、寝ました。
朝食
朝はバイキング形式です。6時30分のスタート早々に食堂へ。なかなか種類豊富で美味しかったです!今回は朝食付きプランだったのですが、後付(別料金)なら800円です。ご飯もパンも選べるし、けっこうコスパ良いのではないでしょうか。
私以外には何人かの現場風のおじさまたちが朝食を取っていました。お仕事利用の人も多いのですね。
このあと、バスに乗って外湯へ行くので、あまりのんびりはしませんでしたが、窓の外に早朝の空を見ながらコーヒーをいただいて、ひと時ほっこりしました。
感想ほか
今回は楽天トラベルから、土曜日に朝食付きプランで6200円とリーズナブルな料金で宿泊することができました。夕食は付いていませんが、ホテル内に居酒屋さんがあったり、温泉街には食事処もたくさんありますので、夕食には困らないと思います。ちなみに小浜ちゃんぽんが有名ですが、どうしてもローカル系食堂に入りづらく、ひとりご飯に困ったら、すこし歩くとリンガーハットもあります・笑。名物グルメと温泉、でシンプルに一人宿泊するならこちらの宿はぴったりだなぁと思います。
アクセス
ホテルは小浜温泉のバスターミナルから歩いて2分ぐらいです。公共交通派の人にもアクセス至便です。諫早方面・口之津方面・雲仙方面へ出ることができるほか、長崎県営バスの特急バスを利用すると長崎市内に出ることもできます。
宿についてはぜひ最新情報をご確認されてみてください。
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