旅路ノート

歴史と温泉宿が好きな女性会社員の旅日記

【ひとり旅】冬の山形旅(2019年編)

冬の山形ひとり旅、今回は2019年2月編です。2年連続で小野川温泉河鹿荘に宿泊したのですが、2019年も、宿泊の前後はラーメンに餃子にカフェ、歴史スポットに温泉など好きなことだけして過ごしましたので振り返ってみたいと思います。

 

 

龍上海赤湯本店で赤湯からみそラーメン

大宮駅から新幹線でいざ山形へ。宿泊地の小野川温泉の最寄駅である米沢駅では下車せずに、赤湯駅で降ります。

下車の目的はお昼ごはん♪去年も米沢ラーメンを食べましたが、今日は赤湯でラーメンをいただこうと思います。山形県のラーメン消費量は全国一位、赤湯温泉のある南陽市はラーメンでまちおこしも行っています。

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タクシーで向かったのは、有名店「龍上海 赤湯本店」です!

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運転手さんは「龍上海は行ったことないなぁ。並ぶの嫌だから。ほかにもラーメン屋さんたくさんあるし」と言ってました。11時30分の開店直前に到着しましたが、確かにすでに行列ができていました。2回転目ぐらいで店内のカウンター席に座れました。

 

看板メニューの赤湯からみそラーメンが来ました!!

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みそを溶かすと、にんにくのガツンとしたパンチがたまらないです。美味しい!あったまったし、元気が出ました!

平日のお昼ということもあり、サラメシ中のワークマンは一人なのはもちろん、女性一人客もおられました。カウンター席は壁面に向かって座りますので、他のお客さんの目線は気にならないと思います。当時830円だったとメモしているのですが、今は880円のようですね?また食べたいです。

 

赤湯温泉 きなりcafeでのんびり

さて、ラーメンでこってりしたら、コーヒーが飲みたくなりました。赤湯温泉通りにあるチェックしていたカフェへ行ってみます。「きなりcafe」さんです。龍上海から歩いて2分ほどです。

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かわいらしい奥様が迎えてくださいます。ナチュラルな雰囲気がかわいらしいこじんまりしたカフェです。

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 チーズケーキとコーヒーをいただきつつ、雑誌「天然生活」が本棚にあったので読ませてもらいました。幸せなひととき♪f:id:rekishipen:20191204224101j:plain

 

お会計は700円ほど。荷物が大きかったからか、「お気を付けて(にこっ)」と声をかけてくれました。ほんわかした雰囲気の素敵なカフェでした。

 

時間の都合で、ここで赤湯駅に戻ります。河鹿荘のお迎えバスに乗るためにはもう米沢駅へ向かわないといけません。通りをはさんだ向かいに赤湯観光タクシーの事業所があったので、そちらから赤湯駅までお願いしました。

 

小野川温泉河鹿荘 

別の記事にしてあります

新幹線で赤湯駅から米沢駅へ。小野川温泉河鹿荘では温泉と牛肉たっぷりの食事を楽しみました。宿泊したときの様子は別の記事にしてあります。よかったらご覧ください♪

tabijinote.hatenablog.com

 

上杉家御廟所へ

さて、朝食のときに送りのバス利用の確認があったので、そのときに、上杉家御廟所で途中下車できるかを確認したところ大丈夫とのこと。ルートから大きく外れているわけではないからOKだったのかも。勝手を言ってしまってごめんなさい・・でもありがたいです!

 

御廟所で降ろしてもらうと、運転手さんはわざわざバスを降りて、大通りへの戻り方を教えてくれました。河鹿荘のスタッフさんは本当に優しいなぁ・・

 

さて、上杉家御廟所へお邪魔させていただきます。 

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拝観料は向かって左側の建物で支払います。おじいちゃんが管理人さんをしています。大きな荷物は預かってもらえました。かわいい兜の折り紙がありましたよ。

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静かな杉木立の正面に上杉謙信公のご遺骸が眠っているそうです。雪の白が反射して明るいですが、静かで荘厳な雰囲気です。

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「毘」は毘沙門天から、くずした「龍」の旗は全軍総攻撃の合図として使われていたのだそうですね。

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謙信公の墓所です。義を貫く軍神と、ただのアラフォーOLが対峙したそのときです。

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ズササ・・・と近くの杉の枝が雪の重みで音とともに折れて落ちました。静けさの中に突然近くで音がしたのでびっくり。ですが、なにか謙信公からのメッセージ?!妄想でもワクワクします・笑

 

こちらは上杉鷹山公の墓所です。

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謙信公の墓所を中央に、歴代の藩主の墓所が整然と横一列に並んでいます。

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ちなみに、2月の土曜日の午前中の訪問ですが、観光客は私と、同じくお一人様の男の方が一人。拝観料は350円(今は400円)でした。

上杉謙信公の御遺骸は鎧を着て帯刀し甕に入れられて埋葬されたそうですが、その変遷は謎につつまれているようです。ピリッとした神聖な空気と歴史ミステリーを感じつつ、御廟所を後にしました。

 

「おたまや」で味噌マドレーヌをお土産に

続いて、御廟所の近くにある「おたまや」へ行ってみることにしました。秋葉麹味噌醸造というお味噌屋さんのショップです。雪の中を徒歩で10分ぐらい歩きました。

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こちらで味噌や甘酒を使ったスィーツをお土産に買いました。合わせて640円。

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 こちらでタクシーを呼び、到着するまでお店の中で待たせていただきました。暖かいお店の中で待たせてもらって助かった~~。

 

米沢駅へ戻りつつ 

タクシーの運転手さんいわく、米沢の春の恒例行事、上杉まつりでは、武田信玄公の役をやりたがる人がいないから、市役所の人がしぶしぶ引き受けている・・ということだそうでした。歴史アイデンティティの強いまちって面白いなー。

 

それと、河鹿荘に置いてあった観光パンフレット類をみると、会津と米沢って同じ観光圏なのかなと思い運転手さんに聞いてみると、あまり交流はない、隔てている山が高すぎるということだそうでした。(地図で見ると吾妻山は標高2035m)

 おたまや~米沢駅でタクシー代は1680円。

 

新幹線の時間まで駅のお土産やさんをぶらぶら。こちらは上杉鷹山公が冬の時期の副業として奨励した工芸品のお鷹ぽっぽという木彫玩具だそうですよ。

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可愛らしいですね。

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東北工芸品巡り旅もいいななんて考えつつ。新幹線で福島駅に向かいます。

福島円盤餃子のランチ

福島駅で下車し向かったのは、「餃子の照井 福島駅東口店」です。福島円盤餃子を食べるぞー!土曜日の午後1時30分ごろで待ちは3人ほど。

円盤餃子の 半皿(11ヶ)をお願いしました。油多めに焼き上げてあり皮がパリっとしています。油っこいわけではなく何個でも食べられそう。美味しい♪

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わかめスープと一緒にいただきました。

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お店は大きくはありませんが、明るいチェーン店のような雰囲気です。このときは別のお一人様と同じテーブルでした。お会計は930円。ごちそうさまでした。

飯坂温泉共同浴場 「鯖湖湯」へ

お腹も満たされたところで、さらに一足のばして、飯坂温泉に向かいます。ローカル線の福島交通飯坂線に乗車しましょう。

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終点の飯坂温泉駅乗車時間は25分ほどです。

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飯坂温泉駅に到着しました。

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駅前の観光案内所で地図をもらい、目指すは共同浴場の鯖湖湯です。駅からは徒歩10分弱でしょうか。

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鯖湖湯は飯坂温泉発祥の地とされていて、9つある共同浴場の中でもシンボルとして親しまれているお風呂です。江戸時代にはかの松尾芭蕉も入浴したそう。入浴料200円を払い体を流したあと、浴槽へ入ってみましょう。

 

・・・・熱い・・・!

源泉は51℃、浴槽のお湯も47℃前後あるそうです。共同浴場で、観光客が地元の方に指南していただくという図式がよくありますが、私がすでに上がって体を拭いていると「あちら、仕切りやのおばさんがいるねw」って別のおばさんに言われました・笑 

浴場内は洗い場などはなかったと思います。シンプルに浴槽のみ。お湯は熱く、人間模様は濃く、なかなかディープな鯖湖湯でした。

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その後、鯖湖湯の斜め向かいにある旧堀切亭をちらっと見学しました。

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oncafeの素敵な店内 

そのあと、行きたかったカフェ「oncafe(オンカフェ)」を訪ねました。鯖湖湯の向かいにあります。

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インテリアが素敵なカフェです。

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インテリアなど無知な私ですが、色いろな椅子を取り合わせてもトーンが一緒だとまとまるんですね?!

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窓辺のお席。

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こちらでいただいたのはコーヒーと・・

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こちら何だったかな・・すみません忘れました。

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こちらでひととき旅の記録のメモを書いたり、のんびりしました。お会計は650円。さぁそろそろ日も暮れそうです。

福島駅前「珈琲グルメ」で夕ご飯 

飯坂温泉駅から飯坂線で福島駅まで戻り、訪れたのは、福島駅前の有名なj老舗喫茶店「珈琲グルメ」です。東京に戻る前に晩ごはんにしたいと思います。

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コーヒー

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たしかハンバーグドリアだったと思います。熱々で美味しい。

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人気のお店のようで、席は回転しつつもほぼ満席、とても賑やかでした。駅からとても近くて便利なので、皆さん利用しやすいですしね。そしてこちらのお店、噂ではイケメンが多いとかイケメンしか雇わないとして有名なんですよね!確かにお会計してくれたお兄様は素敵でした・笑。皆さんぜひ確かめてください。

珈琲グルメ
〒960-8031 福島県福島市栄町7-33 錦ビル 2F
1,230円(平均)840円(ランチ平均)

 

晩ごはんも済ませたところで、今回の旅はおしまい。福島駅から新幹線で東京に戻ったのでした。

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